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ついに日本政府からゴーサイン出た! 豪州の将来軍艦プロジェクト、日本から輸出「問題ありません!」 気になる提案内容も明らかに

乗りものニュース / 2024年11月29日 6時12分

海上自衛隊のもがみ型護衛艦(画像:海上自衛隊)。

ついに最終決戦へ!

日本政府もゴーサイン

 防衛省は2024年11月28日、オーストラリア国防省が進めている同国海軍向けの将来汎用フリゲート選定計画の最終候補に日本の提案が選抜されたことに関連して、仮に日本案が採用された場合について国家安全保障会議で審議した結果、海外移転を認め得る案件に該当することを確認したと発表しました。

 このプロジェクトは、アルバ―ジーニー政権が次世代の国家戦略に対応できるよう、海軍がより優れた戦闘能力を持つ水上艦隊を編成するために進めているものです。当初、日本をはじめ韓国やスペイン、ドイツが名乗りを上げていましたが、提案内容を検討した結果、日本とドイツが最終候補として選ばれました。
 
 日本案は三菱重工が、ドイツ案はティッセンクルップ・マリン・システムズが各々提示していたもので、これにより最終トライアルは日独の一騎打ちとなります。新型フリゲートは、現用のアンザック級フリゲートを更新するためのもので、最初の3隻は外国建造、すなわち輸入で調達し、残りの隻数はオーストラリア国内でライセンス建造する計画です。

 なお、今回の発表によると、オーストラリアに提案されているのは「令和6年度型護衛艦」と明記されています。これは、海上自衛隊で現在運用されている「もがみ」型護衛艦の能力向上型で、とくに対空戦能力が大幅に向上しています。

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