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ANAのCA制服はなぜ「グレー」なのでしょうか? 「青い会社」ですよね? 2027年から新デザインに

乗りものニュース / 2024年12月3日 16時12分

ANAの客室乗務員と、ボーイング787-10旅客機(伊藤真悟撮影)。

2027年12月をめどに、CA(客室乗務員)、地上係員などの制服を一新する予定のANA。現在の制服は上着の色はライトグレーで、ズボンとスカートは濃いめのグレーのものです。同社のコーポレートカラーといえば「青」であるなか、なぜこのような色使いなのでしょうか。

2027年12月をめどに「新制服]

 ANA(全日空)が2027年12月をめどに、CA(客室乗務員)、地上係員などの制服を一新する予定です。新デザインはまだ発表されていませんが、刷新は12年ぶりのことだそう。さて、現在の制服は上着の色はライトグレーで、ズボンとスカートは濃いめのグレーのものです。同社のコーポレートカラーといえば「青」であるなか、なぜこのような色使いなのでしょうか。

 現在の制服がなぜグレー系統のデザインなのか、ANA広報部は過去の取材に対し、「『優雅かつブランドを体現し、世界一のリーディングエアライングループとしての機内サービス品質の高さを感じていただく』といったコンセプトが決まったあと、エレガント(洗練されて、上品な)で、フォーマルすぎないフォーマルであり、ソフトな女性らしさの中にモダン・シャープな印象という点をデザインに取り入れております」と答えています。

 ちなみに現行制服でも、いわゆる「ANAブルー」は袖口から脇にかけてなど部分的に取り入れられており、ベースカラーがグレーであっても、ANAスタッフと分かるようになっているとのことです。またテーマとして、「フルサービスキャリアとしてさらに進化するANA」を目指したものとしています。

 なお、ANAの歴史においては、青系統の制服が採用されていた時期もあります。1966年から1970年までに使用されたもので、ここではANAの「トリトンブルー」に近い青色が使用されています。今後明らかになる新たなCA制服においては、青ベースのデザインが“復活”する可能性もゼロではなさそうです。

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