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中国軍「漆黒の巨大航空機」沖縄に出現!空自の戦闘機がスクランブル 珍しい機体の画像が公開

乗りものニュース / 2024年12月4日 6時12分

航空自衛隊のF-15戦闘機(画像:防衛省)。

中国軍の展開能力が向上しているようです。

自衛隊が中国軍のY-20空中給油機を確認

 防衛省・統合幕僚監部は2024年11月30日、沖縄本島と宮古島の間で中国軍のY-20空中給油機を確認したと発表。航空自衛隊が撮影した機体の写真を公開しました。

 当日は、中国軍のH-6爆撃機2機とロシア軍のTu-95爆撃機2機が長距離にわたって共同飛行を行っています。これらの爆撃機が共同で沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋まで飛行する間、中国軍のJ-16戦闘機やY-20空中給油機が合流した模様です。
 
 今回、防衛省が公開した画像を見ると、自衛隊機の近くでY-20空中給油機がJ-16戦闘機に空中給油を行ったことが確認できます。

 Y-20空中給油機は、2016年から中国人民解放軍で運用されているY-20輸送機をベースに開発された機体で、「YY-20A」と表記されることもあります。4基のエンジンを備える大型機です。
 
 なお、中国広東省珠海市で2024年11月17日まで開催されていた珠海航空ショーこと「中国国際航空宇宙博覧会」では、新型の「YY-20B」が公開されています。この機体はロシア製エンジンから自国の瀋陽飛機工業集団(AVIC)が開発したターボファンエンジン「WS-20」に変更したタイプで、2023年3月頃に就役したといわれています。

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