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模型会社がなぜ? 小倉智昭さん追悼で「お兄さん、バイバイのっバーイ!」往年の名文句に皆しんみり

乗りものニュース / 2024年12月11日 16時42分

1980年代に流行ったバギー型RCのひとつ「1/10RC ホーネット」の令和復刻版である「1/10RC ホーネット EVO」当時放送されていたRCカーグランプリでもオフロードレースが毎回のように流れていた(乗りものニュース撮影)。

大手模型メーカーのタミヤが公式Xでこのたび亡くなった小倉智昭さんをしのびました。小倉さんは若手時代『タミヤRCカーグランプリ』の小気味よいナレーションで知られており、ラジコン好きな人たちにとってはその印象が強いようです。

長年にわたる番組貢献にタミヤが謝辞

 模型メーカーのタミヤが2024年12月10日の公式Xで、前日9日に亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さんをしのびました。

 小倉さんはテレビ東京を退社し、フリーアナウンサーに転身した後、『タミヤRCカーグランプリ』(テレビ東京系)で、放送開始の1984年から1994年までの10年間「小倉のお兄さん」としてレースのナレーションなどを務めていました。

 とはいえ、ただレースの様子をナレーションするだけではなく、「全車一斉にキレイなスタート! って思ったけど、そうでもねえか……」とスタート時のクラッシュにツッコミを入れたり、日が暮れる時間帯になってしまったレースで「ドライバー、これプロポさばき大変だぞ。よく見えるな〜」と感心してみたりと、テンポのよい実況を行ったことで当時の小中学生から人気を集めました。

 タミヤは公式Xで「小倉智昭さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。小倉さんには1984年から1994年の10年もの長い間、テレビ東京の『タミヤRCカーグランプリ』で番組ナレーターを務めていただきました」と感謝の言葉を贈り、「小倉のお兄さん、ありがとうございました!」と当時のチラシや写真などを公開しました。

 さらに、続くXの投稿で「前回の投稿では自粛したのですが」と前置きしつつも、「小倉のお兄さん、バイバイのっバーイ!(涙)」と同番組終わりの定番挨拶をして小倉さんをしのんでいました。

 タミヤ公式の投稿には数多くのリプライも届いており、「あの声を思い浮かべると、RCカーとミニ四駆で頭がいっぱいだった小学生の頃の、とても楽しかった記憶や気持ちが鮮明に蘇ってきます」「あの声が番組とめっちゃマッチしてて、子どもながらに心地良い声だなあ、と思っていつも見てました」と、当時を思い出す人々の声が数多くありました。

 また、「自分にとってはずっと小倉のお兄さんです!」「小倉智昭さんといえば 私にとって『タミヤRCカーグランプリ』の小倉のお兄さん」と、『どうーなってるの?!』『情報プレゼンター とくダネ!』などでフジテレビ系の“朝の顔”になる前の「小倉のお兄さん」の印象の方が強いと述べる人たちも数多くみられました。

懐かしい…! これがタミヤ公式が公開したチラシです

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