「日本も開発に参加した迎撃ミサイル」初めてアメリカ領内で中距離弾道ミサイルの迎撃に成功 島しょ部防衛を強化
乗りものニュース / 2024年12月17日 15時12分
艦艇発射用だが地上からでも発射できるように。
グアムに設置された防衛システムを使用
アメリカ国防総省は2024年12月11日、アメリカ領内で初めてスタンダード・ミサイル3(SM-3)艦船発射型弾道弾迎撃ミサイルを用いて、発射された中距離弾道ミサイル標的の迎撃に成功したと発表しました。
この実験には、日本も開発に関わっているSM-3ブロック IIAが使用されました。ミサイルの発射はグアムのアンダーセン空軍基地にあるグアム配備のイージスアショア用レーダーと垂直発射システムであるイージス・グアム・システム(AGS)から行われ、グアム沖で中距離弾道ミサイルを迎撃したとのことです。
これまで、同ミサイルの艦艇発射による迎撃実験は度々行われてきました。しかし今回は、アメリカ領内の地上防衛システムを用いての迎撃実験が初成功したということで、国防総省は「この実験はグアム防衛において極めて重要な一歩を踏み出したことを示し、将来のグアム防衛システムの全体的なコンセプトに重要なサポートを提供するものである」と発表しています。
また、今回の実験の成功により、太平洋に点在するアメリカ軍の重要な拠点に同様の防衛システムを設置することで、敵勢力が発射する中距離及び大陸間弾道弾ミサイルの防衛力強化にもつながります。
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