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西武バスの“激レア路線”ついに廃止へ 本数極少&片道だけ!? でも「まるでワープ」なルート

乗りものニュース / 2024年12月18日 8時42分

西武バス(画像:写真AC)。

西武バスは2024年12月16日、JR八高線と西武池袋線を結ぶ路線バスのひとつ「小手03」系統を2024年度いっぱいで廃止すると発表しました。

「片道だけのバス路線」廃止へ

 西武バスは2024年12月16日、JR八高線と西武池袋線を結ぶ路線バスのひとつ「小手03」系統を2024年度いっぱいで廃止すると発表しました。

「小手03」は、多摩都市モノレールの延伸先でもあるJR八高線の箱根ケ崎駅(東京都瑞穂町)を起点に、西武池袋線の狭山ヶ丘駅(埼玉県所沢市)を経て、小手指駅南口(同)までを結びます。ただ、現在の運行は土曜日の1回だけ、しかも小手指行きのみ“片道だけ”です。

 歴史的に結びつきの強い、東京都内のJR青梅線や八高線沿線と埼玉県入間地域の西武池袋線沿線を結ぶ西武バスのなかでも、かなりレアな路線となっていました。しかし、もともと歴史は古く、小手指駅周辺路線の“本線”といえるものです。

 これにより、狭山ヶ丘駅をはじめ15のバス停が廃止となります。狭山ヶ丘駅には西武バスが乗り入れなくなります。

 廃止理由は、「乗務員の人員不足、いわゆる2024年問題(自動車運転者の労働時間等の基準改正)への対応やお客さまのご利用状況等を鑑み」とのことです。

 なお、土曜だけの運行であるため、最終運行日は2025年3月29日(土)となります。

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