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完全廃車にならなかった東急の車両 50年前の姿へ復刻!「田玉/東横」幕に銀文字車号板も

乗りものニュース / 2024年12月19日 15時42分

教習車両となった東急8500系電車8606編成(画像:TOKYU STYLE)。

さらにNゲージが付いてきます。

実車と模型を一緒に撮影

 東急グッズの通販サイト「TOKYU STYLE」で、「オリジナルNゲージ付き 東急電鉄8500系 70’s→80’s Revival撮影会」が2024年12月22日(日)まで販売されています。長津田工場(横浜市緑区)に所属する8500系教習車両と、8500系電車8630編成の鉄道模型(Nゲージ)を同時に撮影できるものです。好評を受け追加日程として2025年1月26日(日)も開催するといいます。

 実車の8500系8606編成は、運行開始当初の1975(昭和50)年頃の姿を忠実に再現。正面・側面とも方向幕はローマ字なしになるほか、東横線や新玉川線(現・田園都市線渋谷~二子玉川)仕様も復刻されます。また、優等種別を表示する際は、正面上部の標識灯を点灯させるといいます。

 貫通扉の車号板は銀文字仕様に。側面ドア窓には、再現する時代に合わせた大型の注意喚起ステッカーが貼付されるほか、車外にはシルバーシートステッカーも貼付されます。なお開催中の一定時間、車号板は「8630」に変更され、模型と対比させることができます。

 撮影会は、午前9時からと正午からの2部制(いずれも2時間)。募集人数は各部20人の計40人です。対象は中学生以上、最少催行人数は25人です。

 参加費用は税込み5万5000円。模型の「TOKYUSTYLE オリジナルNゲージ 東急電鉄8500系(8630編成・登場時仕様)6両編成」(税込3万9800円)が含まれます。申し込みは、TOKYU STYLEのウェブサイトで受け付けています。

 8500系8606編成は2020年5月11日(月)に引退していますが、行先表示がLEDではなく旧来の幕のままでした。そのほか連結器周りのスカート(排障装置)が未装備であり、最後まで登場時の姿に近い編成でした。

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