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「埼玉県で3番目に利用者が多いJR駅」が大化け!? “空き家状態”の巨大ビルが新たな商業施設に 開業時期が決定

乗りものニュース / 2024年12月22日 8時42分

京浜東北線の車両(画像:写真AC)。

ようやく「空き家状態」解消。

川口駅東口「旧そごうビル」を活用した商業施設が開業へ

 三井不動産は2024年12月17日、JR川口駅東口にある旧そごう川口店をリニューアルする「(仮称)川口駅前商業施設計画」の施設名称が「三井ショッピングパーク ららテラス川口」に決定したと発表しました。今後は2025年5月に開業する予定です。

 川口駅は、埼玉県内のJR線では大宮、浦和に次ぐ3番目の利用者を誇り、1日あたりの平均乗車人員は7万4001人(2023年度)となっています。旧そごう川口店は2021年に閉店し、川口駅東口とペデストリアンデッキで直結する一等地にも関わらず、建物の活用が決まっていない状態が続いていました。

 今回のリニューアルでは、アパレル、コスメ、生活必需品や生鮮・スイーツなどのグルメ店舗など、約100店舗が出店する予定。長く親しまれてきた大時計や大理石などは残すとしています。従業員用の休憩室や専用喫煙室なども整備されます。

 建物の規模は地上11階地下2階延べ約6万8800平方メートル。店舗面積は約2万1500平方メートルとなります。

 川口市は2023年12月、三井不動産および三井不動産レジデンシャルと「川口駅周辺まちづくりに関する連携協定」を締結。旧そごうビルを三井不動産が取得し、商業施設としてリニューアルオープンすることを踏まえ、駅周辺まちづくり全体を推進する方針です。

 協定には、駅周辺における拠点機能の整備・機能強化、回遊性や滞在快適性向上などが盛り込まれています。市は駅周辺で、川口文化センター「リリア」の大規模改修に併せた美術館建設のほか、中距離電車(上野東京ライン)を停車させるためのホーム増設なども推進しています。

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