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「100km信号なしの無料国道BP」3月ついに全通! “第3の東名”名豊道路の最後の区間が開通へ

乗りものニュース / 2024年12月23日 15時12分

国道23号名豊道路の豊川為当IC付近。2024年10月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局名四国道事務所)。

国道23号名豊道路が、2025年3月に全線開通します。

豊川為当IC~蒲郡IC間が開通

 国土交通省中部地方整備局名四国道事務所は2024年12月23、国道23号名豊道路の豊川為当IC~蒲郡IC間(蒲郡バイパス、9.1km)が、2025年3月8日に暫定2車線で開通すると発表しました。これにより名豊道路の全線がつながります。

 名豊道路は、名古屋と豊橋を結ぶ国道23号バイパス群の総称です。延長は72.7km。1972(昭和47)年の一部区間の事業化から半世紀を経て、ようやく全線開通を迎えます。

 最後まで残っていた豊川為当IC~蒲郡IC間がつながると、浜松市から名豊道路を経て、それに続く名四バイパスの名古屋市内まで、約100kmにわたり立体交差化された信号のないルートが出来上がります。静岡と愛知を結ぶ高規格道路としては、東名・新東名に続く、いわば“第3の東名”の開通です。

 中部地方整備局によると、名豊道路の全線開通により、愛知県豊田市の自動車組立工場と、拠点港である三河港との間で名豊道路を通じて行われる1日400便の完成車輸送は、1往復が40分短縮され、輸送回数のさらなる増加が可能になるそうです。

 また、農産物の出荷や、災害時の迅速な活動の支援などでも効果が期待されるとしています。

 なお、開通時刻や通行形態などは、後日改めて告知されます。

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