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東武鉄道「4番目に利用者が多い駅」の“エレベーターなし状態”解消へ ついに供用開始日が決定!

乗りものニュース / 2024年12月25日 10時42分

東武東上線の車両(画像:写真AC)。

エレベーター専用改札も。

来年3月から朝霞台駅のエレベーターを供用開始へ

 東武鉄道は2024年12月24日、東上線の朝霞台駅(埼玉県朝霞市)のエレベーター3基(北口・改札内)とエレベーター専用改札口を、2025年3月28日初電に供用開始すると発表しました。当初の供用開始は2025年度中の予定でしたが、前倒しとなります。

 朝霞台駅の乗降人員は14万8983人(2023年度)。東武鉄道では北千住駅、池袋駅、和光市駅に次ぐ4位であり、JR武蔵野線の北朝霞駅との乗換駅でもあります。ただ、利用者数が多いにもかかわらず、駅構内にエレベーターがなく、設置要望が非常に多く寄せられていたといいます。現在は車椅子対応型エスカレーターで段差解消を行っている状態です。

 朝霞台駅周辺は防火地域に指定されており、1974年に新築された橋上駅舎を改修するためには建物全体を耐火構造にする必要があり、現状のままエレベーターを設置するのが難しい状況でした。そこで、道路法に基づく「道路工作物」としてエレベーターを設置する方向で、朝霞市が東武鉄道に働きかけ、実現にこぎ着けた経緯があります。

 エレベーターは改札内2か所、改札外2か所の計4か所に新設。改札外エレベーターについては駅前広場を活用して設置する予定です。2025年3月28日初電に供用開始となるのは、北口と改札内の計3か所で、エレベーター専用改札とバリアフリートイレも併せて新設される計画です。残る南口のエレベーター1基は、2025年度中に供用開始となる見込みです。

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