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往復だけで元取れちゃう!? 東京「最強の1日乗車券」はどれだ!? JRメトロ都営&バス…“全部乗れる”もあります!

乗りものニュース / 2025年1月3日 10時42分

東京の鉄道のイメージ(画像:PIXTA)。

東京の旅をお得に楽しめる「1日乗車券」は複数存在します。事業者の違いがややこしかったり、バスに乗らなければいけなかったりする場合も「1枚で全対応」といったものも。利用シーンごとに最適な1日券を紹介します。

「事業者の違いとか知らないよ!」って人にも使える1日乗車券も

 鉄道網が発達した東京、特に23区内は、多くの場所が「駅から徒歩数分」でアクセスできます。この利便性は、年末年始のお休みで東京に遊びに来る人にとって、大きなメリットでしょう。

 そして、この鉄道網をいっそう便利かつリーズナブルに利用できる手段が、各種の「1日乗車券」です。ここでは、東京の観光、街巡りに便利な1日乗車券を、“使い勝手”を含め、ご案内しましょう(価格はすべて大人1名のもので、個別運賃等についてはIC運賃)。

都区内パス

 東京23区内のJR各線の普通列車、快速列車が乗り降り自由となるきっぷです。

価格は760円で、初乗り運賃146円をベースに考えるとペイするには6回の乗車が必要ですが、初乗り運賃に収まる営業キロは3km未満に限られ、実際にはすぐ167円、178円となるため、5回乗るならこのきっぷを選択したほうが有利と考えられます。

 都心部ではビジネスホテルの空室が少なくなり、23区周縁部に宿を取らざるを得ないケースが多くなっていますが、そうした場合は、より少ない乗車回数でペイできるはずです。

東京フリーきっぷ

 東京23区内のJR各線および東京メトロ、都営地下鉄、都電、日暮里舎人ライナー、都営バス(深夜バスのぞく)に自由に乗り降りできる“最強の1日きっぷ”です。

 価格は1600円とやや高くなりますが、まる1日、電車やバスを使って23区内を観光する場合に、「どの経路がいちばん安くなるか」を考えず、スマホの乗り換えアプリで出てきた最短最速の経路を気にせず利用できるのは、大きなメリットです。

東京メトロ24時間券

 1日という暦日ではなく「使用開始から24時間」、東京メトロ各線が利用可能なきっぷです。価格は600円で、東京メトロの初乗り運賃が178円であることを考えると、ペイするまでの乗車回数は4回となり、まさしくバーゲンプライスと言えるでしょう。

 24時間制を活かし、1泊2日で初日の午後から翌日のお昼過ぎまで観光して帰るといったスケジュールでの利用はもちろん、2泊3日の旅程で「初日の午前から2日目の午前」「2日目の午後から3日目の午後」と、2枚のきっぷで3日間をリーズナブルに過ごすという使い方も考えられます。

 また東京メトロは県境を越え千葉県内にも乗り入れているため、東西線西船橋駅から大手町駅まで、33分で293円かかる移動もこのきっぷでカバーできます。西船橋駅付近のホテルに泊まっての東京観光であれば、必携です。

 なおこの東京メトロ24時間券は、2025年3月15日(土)より100円値上げされ、700円となりますが、それでも「初乗り4回」というボーダーラインは継続します。

東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券

 東京メトロと都営地下鉄の全線、つまりすべての地下鉄をカバーするきっぷがこの「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」です。

 価格は900円と「東京メトロ24時間券」よりも300円高くなりますが、都営地下鉄の初乗りが178円であることから、東京メトロに加え、都営に2回乗るなら、こちらのほうがお得になります。

 東京に不慣れな人には難しい、東京メトロと都営地下鉄を区別なく利用できるのも、隠れたメリットでしょう。宿泊するホテルの最寄り駅が都営地下鉄となるならば、利用価値は絶大です。

都営まるごときっぷ

 東京メトロに比べ、地下鉄事業者としてはやや“地味”なイメージのある都営地下鉄ですが、大江戸線の開通後は23区内のエリアカバー率が高まり、その利便性は大きく向上しています。

 この「都営まるごときっぷ」はその地下鉄に加え、都電、都営バスも700円で乗り降り自由なきっぷで、都営地下鉄の初乗りが178円、都バスの運賃(一般系統)が210円なので、合計4回乗るなら迷わず“買い”のきっぷでしょう。

 そして都バスを使いこなせば、葛西臨海公園、東京ビッグサイト、西新井大師といった、地下鉄ではやや不便な街や観光スポットにも余分な出費なくアクセスできます。「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」と同じく、ホテルの最寄り駅が都営地下鉄の場合に利用価値大です。

都営地下鉄ワンデーパス

 利用できる路線が都営地下鉄に限られるものの、500円という破格の価格で提供されるきっぷが「都営地下鉄ワンデーパス」です。

 都営地下鉄の運賃は10km超で280円となるため、該当する区間であれば往復するだけで60円がお得になります。

 なお、このきっぷは期間限定販売で、直近では「都営地下鉄『冬』のワンデーパス」として、2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)、および1月11日(土)、1月13日(祝)が対象期間となります。

※ ※ ※

 このほか東京および周辺地域では、私鉄各線が自社内の1日乗車券や、地下鉄などと組み合わせた1日乗車券を販売しています。観光で東京にお出かけになる際は、ぜひ下調べして、交通費を節約してみてはいかがでしょうか。

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