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「日本最高所を走る電気バス」ついにイメージ公開!特別デザインで登場へ “電車の仲間”トロリーバスの後継

乗りものニュース / 2024年12月31日 15時42分

運行を終えた立山トンネルトロリーバス。電気バスはこの後継となる(画像:立山黒部貫光)。

8台が全部異なるデザイン!

アルペンルート「トロリーバス」の後継

 立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光は2024年12月27日、の室堂駅から大観峰駅までを結ぶ長さ3.7キロの「立山トンネル」で運行を予定している電気バスのイメージを公開しました。今後、2025年から運行を開始する予定です。

 立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。ケーブルカー、バス、ロープウェイなどを乗り継ぎながら、立山や黒部ダム、飛騨山脈を通過していきます。

 このうち、室堂~大観峰間で「立山トンネルトロリーバス」が運行されていましたが、更新に必要な車両部品の調達が難しくなったことから、2024年11月30日で営業運転を終え、12月1日付で廃止されました。

 今回導入される電気バスは、このトロリーバスの後継となるもので、アルペンルートを代表する四季折々の風景や、立山エリアを舞台とした映画「おおかみこどもの雨と雪」とコラボした全8台のラッピングバスが登場します。全ての車両が異なるラッピングデザインとなります。

 室堂駅は標高2450メートル、大観峰駅は標高2316メートルもあり、新たな電気バスは日本最高所を走る電気バスとなります。

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