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自衛隊の新造艦に「小型無人機」の搭載が決定! ふたりで持ち運びできる軽さなのに高性能な機体!!

乗りものニュース / 2024年12月28日 11時42分

基準排水量3900トンのもがみ型護衛艦。今回調達する無人機が搭載される艦は同艦よりもさらに小型な1900トン型(画像:海上自衛隊)。

垂直離着陸できる小型のUAVを取得。

飛行甲板を使用しない無人機を搭載

 防衛省が2024年12月27日に公開した、「2025(令和7)年度予算案の概要」で艦載型の小型UAVを6機取得する方針が明らかとなりました。

 同装備は防衛省の予算案の概要によると「水上艦艇の警戒監視・情報収集能力を向上させるため」に取得するそうです。小型のUAVということで、いずも型やひゅうが型のような全通飛行甲板を持つ護衛艦ではなく、今後約10年で12隻を取得する予定の1900トン型哨戒艦に搭載される予定です。

 購入する機体はアメリカのシールドAI製「B-BAT」が予定されており。6機で40億円になります。

 同機は、垂直離着陸(VTOL)が可能な無人航空機で、全長9フィート(2.7m)、翼幅9.7フィート(3m)、燃料と積載量を合わせた総重量は125ポンド(56.7kg)で、飛行時間は10時間となっています。組み立ても簡単で2人で20分以内に組み立てることができます。

 約3.6m×3.6mという省スペースから離陸することが可能で、商用のクルーザーなどでも使用可能な機体です。さらに無人機としては軽い機体重量のため、数人で持ち運ぶことができ、燃料の少ない状態など、状況によってはひとりでの移動も可能です。

 さらに、内臓されたセンサーによりGPSに頼らなくとも、自律的に動き、戦場を偵察し続けます。

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