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「ミサイルきてるぞ!」「うん知ってた」 海自、護衛艦同士をリアルタイムで”つなげる”新システムに8億円 これはナニモノ?

乗りものニュース / 2024年12月31日 11時42分

海上自衛隊のあきづき型護衛艦(画像:海上自衛隊)。

今まで”見えなかった”ものが見えるように

護衛艦同士で目標情報を共有

 防衛省は2024年12月27日、2025(令和7)年度防衛予算案を公表しました。そのなかで、海上自衛隊向けの「FCネットワークの整備」に8億円を計上することが分かりました。

 FCネットワークは、海上自衛隊の護衛艦同士でリアルタイムに目標情報を共有するためのシステムです。これにより、護衛艦同士がネットワークで結ばれ、自艦のレーダーでは水平線に隠れて探知できない目標を、より前方にいる他艦のレーダー情報を受け取ることで探知できるようになります。

 FCネットワークは、2024年はじめから海上自衛隊の試験艦「あすか」、およびあきづき型護衛艦に構成品を搭載し、試験が実施されてきました。防衛省によると、今回の「FCネットワークの整備」では、海上自衛隊による運用試験のための装置が購入されるとのことで、制式化はそのあとに行われる見通しとのことです。

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