国産ステルス機や無人艦載機などを開発！ 防衛産業の輸出額「前年比29％増」の新記録を達成!! トルコ

トルコ初の国産ステルス戦闘機「KAAN（カーン）」試作初号機（画像：トルコ商工会議所）。

大幅に伸びた要因が新技術開発か。

計180カ国もの国々に輸出!?

　トルコ大統領府の国防産業（SSB）は2025年1月3日、防衛・航空宇宙産業の年間輸出額が大幅に記録更新したと発表しました。

　ハルク・ゲルギュンSSB長官によると、2024年の輸出額は前年比29％増の72億ドルに達しました。これは当初目標の65億ドルを大幅に上回り、同国での新記録を達成したといいます。

　輸出増の要因については、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領のリーダーシップの下、国内や国家技術の開発を加速したことで、計180か国もの国々に輸出できた点にあるとしています。

　2024年のトルコの防衛産業は、トルコ国産ステルス戦闘機「カーン」が初飛行をしたほか、バイカルの新型バイラクタルTB3の発艦・着艦の成功など、目覚ましい成果を上げています。また、バイラクタルTB2については、日本の陸上自衛隊でも試験導入が予定されています。

　なお、ゲルギュン長官は「2025年も、高付加価値製品の輸出を恒久的に増やすことを目標に、同じ決意で取り組み続ける」としています。

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