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F-35「ライトニング II」2024年の生産数で“大台を突破!” 運用開始から10年足らずで「ステルス機のスタンダード」に

乗りものニュース / 2025年1月12日 11時42分

2024年に1号機が生産されたポーランド空軍向けのF-35A(画像:ロッキード・マーチン)。

F-35の総生産数で大台を突破。

総生産数がついに4ケタ到達

 アメリカの航空宇宙企業ロッキード・マーチンは2025年1月8日、F-35「ライトニングII」の昨年の総生産数が110機に達したと発表しました。

 この数字は、ソフトウェア開発の遅れにより削減された生産目標の上限であり、2024年は順調に生産が行われていた証明でもあります。これまでに生産されたF-35シリーズの合計数は1000機の大台を超え、1100機に達しました。

 また、2024年3月には、アメリカ国防総省が、F-35の本格的な生産フェーズである「フルレート生産」に移行すると発表しました。

 当初は2017年にフルレート生産に到達する予定でしたが、数々のトラブルが発生したことにより、大幅に遅れてのフルレート生産移行でした。

 しかし、長い初期生産の段階で採用国は順調に増えており、2024年11月にはルーマニアが20番目のF-35採用国に名乗りを上げるなど、北大西洋条約機構(NATO)を中心としたいわゆる西側陣営では、圧倒的なシェアを誇る機体となっています。

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