1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

「ENLITEN」搭載! ブリヂストンのトラックやバス向け次世代オールシーズンタイヤ「M899」が2025年3月に発売

乗りものニュース / 2025年1月23日 11時12分

トラック・バス用オールシーズンタイヤ「M899」(エムハチキューキュー)(画像:ブリヂストン)

ブリヂストンは、トラックやバス向けの新しいオールシーズンタイヤ「M899」を2025年3月に発売すると発表しました。

ブリヂストンの独自技術「ENLITEN」搭載で経済性や安全性が向上

 ブリヂストンは、トラックやバス向けの新しいオールシーズンタイヤ「M899」を2025年3月に発売すると発表しました。

 オールシーズンタイヤ「M899」は、同社が持続可能なタイヤ開発を目指して取り組んできた技術「ENLITEN(エンライトン)」を初めてオールシーズンタイヤに搭載したものです。

「ENLITEN」とは、タイヤのライフサイクル全体を見据えた設計技術であり、耐久性を向上させるとともに環境負荷を削減するという、次世代のタイヤ開発における重要な役割を果たす技術です。

 また「ENLITEN」は、タイヤの耐久性を高めるだけでなく、リトレッド(再生タイヤ)を視野に入れた設計により、経済性や安全性を向上させることを可能にしているとします。

 この「ENLITEN」による「究極のカスタマイズ」を支えているのが、モノづくり基盤技術「BCMA(Bridgestone Commonality Modularity Architecture)」です。「BCMA」により、タイヤ部材のモジュールを異なる商品間で共有することで環境負荷の低減を実現するそうです。このモジュール自体も「ENLITEN」によりエッジを効かせた性能を発揮できるように独自に進化させられているそうです。

「M899」には、タイヤの骨格部分であるケースを熱劣化から守る「ロウ・サーマルケース」や、新しい素材設計「タフロングコンパウンド」などが採用されており、耐久性とライフ性能を向上させる設計が施されています。これにより、経費削減や廃棄時に発生する二酸化炭素の削減といった、環境面での利点も大きいとされています。

 さらに「M899」は車両の用途や求められる性能に応じて最適化された設計を特徴としています。大型カーゴトラックなどの前後輪に使用される「275/80R22.5」サイズでは、従来品「M888」と比較して偏摩耗量を48%低減、摩耗ライフ性能が15%向上しているそうです。

 また、トラクターヘッドの後輪に装着される「285/85R22.5」サイズでは摩耗ライフ性能を26%向上させつつ、ウエット性能を両立させています。これらの設計により、安全性や経済性を高い水準で実現しているとのことです。

 トラック・バス用オールシーズンタイヤ「M899」は、2025年3月3日に発売予定で、225/80R17.5、285/85R22.5、285/85R22.5、275/80R22.5の4つのサイズが設定されています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください