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海自の「巨大輸送艦」が神戸に出現!“消防車”を載っけた!能力を最大限発揮する訓練を実施

乗りものニュース / 2025年1月24日 6時12分

海上自衛隊のおおすみ型輸送艦(画像:写真AC)。

ホバークラフトの一種「LCAC」への車両搭載訓練も実施されました。

巨大な輸送艦に「消防車」を搭載する様子が公開

 海上自衛隊・掃海隊群は2025年1月23日、輸送艦「くにさき」が、阪神淡路大震災30年目の節目となる「ひょうご安全の日のつどい」に合わせて実施された防災訓練に参加したと発表。その一環として、同艦に神戸市消防局の消防車を搭載する様子を公式Xで公開しました。

「くにさき」は、おおすみ型輸送艦の3番艦で、艦のサイズは全長178m、基準排水量8900トン。主に陸上自衛隊をはじめとする各種人員や車両、装備品などの輸送に使用される艦艇です。母港は呉基地(広島県呉市)で、今回は神戸に姿を見せました。

 船体の左右にはサイドランプがあるため、岸壁に横付した際に車両をスムーズに搭載できます。公開された画像は、「くにさき」がサイドランプから消防車を艦内に搬入する様子を捉えています。

 今回の防災訓練ではこのほか、ホバークラフトの一種である「LCAC」への車両搭載訓練や、防災ヘリコプターによる人員輸送訓練など、輸送艦の能力を最大限発揮するための訓練が実施されました。

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