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新東名と市街を結ぶ“ボトルネック”ついに解消! 国道1号バイパス「新大井川橋」3月に4車線化 橋もう1本!

乗りものニュース / 2025年1月24日 7時42分

4車線化する国道1号島田金谷バイパスの新大井川橋(画像:国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所)。

大井川を渡る国道1号島田金谷バイパスの“ボトルネック”が解消します。

旗指IC~大代IC間が4車線化

 国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所は2025年1月23日、国道1号島田金谷バイパスの旗指(はっさし)IC~大代IC間4.3kmが、3月7日に4車線化すると発表しました。

 島田金谷バイパスは、静岡県の島田市野田(野田IC)と掛川市佐夜鹿を結ぶ延長10.4kmの道路です。全線が暫定2車線、信号なしで開通しています。東側(野田IC)は国道1号藤枝バイパス、西側は国道1号日坂バイパスにそれぞれ直結しています。

 静岡県内を東西に結ぶ国道1号の藤枝・掛川・磐田・浜名の4バイパスが2005年3月に無料化されて以降、それらとつながる島田金谷バイパスは交通量も増えており、大井川に架かる新大井川橋は、朝夕を中心に渋滞しているといいます。

 さらに2012年には新東名高速が開通し、新大井川橋は島田市街と新東名の島田金谷ICを結ぶ主要ルートに。加え川の西側の菊川ICは、静岡空港や御前崎港につながる地域高規格道路「金谷御前崎連絡道路」が2024年度中に接続するため、今後ますます重要性が増す見込みです。

 こうしたことから、暫定2車線で開通していた島田金谷バイパスは、2012年度から全線にわたって4車線化事業が進められており、まず今回、新大井川橋を含む旗指IC~大代IC間が3月に4車線化します。

 浜松河川国道事務所によると、島田金谷バイパスの全線が4車線化した場合、野田IC~菊川IC間の所要時間は上下線ともに今より7分短い11~12分程度に短縮されるとしています。

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