対ドローン用に近代化「半世紀前の機関砲」注目浴びる! 車両に搭載可能「コスパが非常に高い」
乗りものニュース / 2025年1月30日 15時12分
ドローンのおかげで再評価。
時代遅れの兵器が対ドローン用に復活!
フランス陸軍は2025年1月24日、「タラスク」53 T2 20mm機関砲を対ドローン用に近代化した「プロテウス(Proteus)」を公開しました。
今回近代化されたタラスクは、1970年代から使用されている地上目標の攻撃にも使える対空機関砲です。すでに半世紀以上にわたり部隊に配備されています。
この旧式化した機関砲をフランス陸軍がわずか4か月ほどで改造したものがプロテウスです。サーマルカメラを搭載したほか、照準システムも手動だったものから、俊敏なドローンに対応するために、ターゲットを認識し、その軌道を予測する人工知能が新たに搭載されたそうです。
プロテウスは、フランス第35空挺砲兵連隊に配備される予定です。
このような対空機関砲は、ミサイル全盛の現代戦においては、時代遅れの兵器とされてきました。
しかし、2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻では、ドイツで退役した後に供与されたゲパルト対空戦車をはじめ、各種の対空機関砲が、低空からミサイルより低速で侵入してくるドローン相手に効果を発揮。ミサイルよりもはるかに安い費用でドローンを撃墜できるということで、コストパフォーマンスの高い対空兵器として注目を集めるようになっています。
【動画】ドローンを追跡してる! これが、対ドローン兵器の「プロテウス」です
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「パーンツィリ-S1」撃破の「迫力映像」をウクライナ国防省が公開...防空システム5基破壊で3億5000万ドル相当の打撃
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月9日 20時0分
-
ロシア軍が「強力な防空兵器」次々に失う? “珍しいドローン攻撃” の映像をウクライナが公開
乗りものニュース / 2025年1月9日 11時42分
-
「この対空砲使えるの…?」評価が一変! ウクライナ防空の要「ゲパルト」の弾薬大量生産へ
乗りものニュース / 2025年1月8日 15時12分
-
ウクライナ水上ドローンが「史上初」の攻撃成功...海上から発射のミサイルがロシア軍ヘリを撃墜(映像)
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月4日 15時14分
-
中継ぎから本命に昇格!? 世界初の攻撃ヘリ「コブラ」が60年現役なワケ ひょっとしたら『シン・ゴジラ』のシーン変わっていたかも
乗りものニュース / 2025年1月1日 18時12分
ランキング
-
1【ダイソー限定】密かに話題のブラックサンダー知ってる?夢中になるガリっと食感に「史上最強」「箱買いしたい」
東京バーゲンマニア / 2025年1月30日 11時36分
-
2バッテリーをポチるときは要注意 ネット通販の“落とし穴”が 事前に確認すべき4つのポイント
オトナンサー / 2025年1月30日 16時10分
-
3「やすいインスタントコーヒー」と「1杯200円のコーヒー」では、どちらがどれくらい「節約」になるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月27日 9時20分
-
4“ジムニー5ドア”発売、待望の正式発表でSNSに歓喜の声 一方で「欲しいけど納車遅いのでしょうね」と心配も
ORICON NEWS / 2025年1月30日 13時34分
-
5【話題】実は多い…まとめて会計時の「ポイント泥棒」にモヤる人たち SNS「率直に伝えるべき」相次ぐも「器が小さいと思われる…」
オトナンサー / 2025年1月29日 22時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください