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「新東名-静岡最南端」ついに直結! 「金谷御前崎連絡道路」3月延伸 38年かけて陸・海・空つなぐ

乗りものニュース / 2025年1月30日 17時12分

重要港湾のある御前崎。東名・新東名をつなぐ「金谷御前崎連絡道路」が概成する(画像:Google earth)。

静岡県は2025年1月29日、地域高規格道路「金谷御前崎連絡道路」のうち「金谷相良道路II工区」(3.3km)が3月29日(土)に開通すると発表しました。

陸・海・空のネットワーク完成

 静岡県は2025年1月29日、地域高規格道路「金谷御前崎連絡道路」のうち「金谷相良道路II工区」(3.3km)が3月29日(土)に開通すると発表しました。これにより「金谷御前崎連絡道路」は概成となります。

「金谷御前崎連絡道路」は静岡最南端の地である御前崎港から北へ、東名の相良牧之原IC、静岡空港アクセス道路が接続する倉沢ICを経て、国道1号(島田金谷バイパス)の菊川ICに連絡する国道473号のバイパスです。今回は、最後の未開通部である倉沢IC-菊川IC間がつながります。

 菊川ICから国道1号バイパスでひとつ隣の大代ICは、国道473号現道を介して新東名の島田金谷ICと連絡しています。これにより東名(相良牧之原IC)から大代ICまでの所要時間は6分短縮となります。

 金谷御前崎連絡道路の最初の事業化は1987(昭和62)年のこと。約38年をかけて、「陸・海・空の交通ネットワークを形成」したと県は説明しています。静岡空港や御前崎港の利用や、沿線への企業進出の促進などが期待されています。

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