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幻の日の丸旅客機「三菱スペースジェット」愛知県の博物館で展示へ! 2023年に開発中止…いつ公開予定?

乗りものニュース / 2025年2月5日 17時47分

あいち航空ミュージアム(画像:愛知県)。

2023年に開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」が、県営名古屋空港内にほど近い博物館「あいち航空ミュージアム」に展示される予定です。

10号機が展示

 2023年に開発中止となった、三菱重工グループの国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」が、県営名古屋空港内にほど近い博物館「あいち航空ミュージアム」に展示予定です。公開は2026年度下期を予定しています。

 MSJは100席以下の座席数をもち、地方間輸送を担うジェット旅客機「リージョナルジェット」に分類されるモデルで、当初は「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の名のもと2015年11月11日に初飛行。同機はかつて国産旅客機「YS-11」の開発の中心となった三菱重工が、国からの多額の支援をうけ、開発したモデルです。開発の後ろ盾となる初期発注者(ローンチカスタマー)はANA(全日空)で、JAL(日本航空)や海外の航空会社からの受注も獲得しました。

 当初2021年の就航を目指していた「MRJ」ですが、その後開発が当初の想定どおりのスケジュールで進まず、納入延期を繰り返しました。2019年6月には、機体の名称を「MRJ」から「スペースジェット」に変更しブランドイメージの一新を図ったものの、2023年2月「事業性を見出せず」として開発中止となってます。

 あいち航空ミュージアムに展示されるのは、2020年1月に完成した試験機の10号機。同博物館は「戦後初の国産旅客機であるYS-11(ワイエスイチイチ)が展示されており、スペースジェットが展示に加わることで、国産旅客機開発ヘの挑戦の歴史を一度に見ることができる大変貴重な展示となります」としています。

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