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「イラン初の空母」ついに就役へ スキージャンプ式の飛行甲板付きの“商船改造艦” 艦載機は!?

乗りものニュース / 2025年2月8日 8時42分

無人空母「シャヒド・バゲリ」の艦橋部分(画像:タスニム通信<CC BY 4.0>)

戦後では珍しい商船を改造した空母。

計60機程度の艦載能力があるとされる

 イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は2025年2月6日、無人空母「シャヒド・バゲリ」がIRGC海軍に加わったと発表しました。

 同艦はは2023年2月にIRGCの海軍司令部が建造を発表した、コンテナ船を改造した艦です。「イラン初の空母」とも称されてはいますが、有人の固定翼艦載機の配備の予定は今のところなく、ヘリコプターのほか無人機を搭載するドローン空母となる予定です。

 IRGCと提携しているメディアである「タスニム通信」によると、韓国の現代重工業建造のコンテナ船を改造した同艦は、全長240m、飛行甲板の長さ180mのスキージャンプ式とのこと。固定翼の無人機の発着艦を行えるほか、船舶、航空機への給油・補給設備などもあるそうです。

 最終的には無人偵察機(UAV)や垂直離着陸(VTOL)、自爆ドローンなど、計60機ほどが搭載可能になるとみられています。

 IRGCの海軍司令部は同艦の配備に際し「この艦の配備は遠洋におけるイラン・イスラム共和国の防衛能力と抑止力を強化し、国家の国益を守る上で重要な一歩である。海洋全域で無人機およびヘリコプターの任務を遂行するための移動式海上プラットフォームとしての役割を果たす」と述べました。

 なお、IRGCとはイラン革命防衛隊省管轄の軍事組織で、国防軍需省管轄のイラン・イスラム共和国軍とは別に陸海空の3軍を保有しています。

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