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新聞販促グッズ制作の(株)スピンドル(東京)が破産

東京商工リサーチ / 2024年3月1日 15時30分

スピンドルの入居ビル

 (株)スピンドル(千代田区)は3月1日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。
 申請代理人は横山兼太郎弁護士(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、千代田区大手町1-1-2)。
 破産管財人には小畑英一弁護士(TF法律事務所、千代田区平河町2-7-5)が選任された。
 負債総額は債権者240名に対して約52億6000万円。

 大手新聞社を主体に営業基盤を構築し、古紙回収袋の販売を中心に事業を展開していた。また、プロ野球グッズや洗剤、入浴剤などの販促品全般における企画制作および販売も手掛け、2010年1月期には売上高39億5071万円をあげていた。
 しかし、10年ほど前に粉飾決算が発覚。以降は立て直しを進めていたが、2023年1月期の売上高は約32億6700万円にとどまっていた。
 さらに、ここにきて改めて不適切会計による粉飾が発覚。私的整理も検討したものの、事業継続が困難なことから、今回の措置となった。

※(株)スピンドル(TSR企業コード:291342094、法人番号:7010001064276、千代田区神田司町2-2、設立1979(昭和54)年2月、資本金2000万円)

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