“寅さん”のイメージにプレッシャーも 「歌とタップダンスは温かい目で見てください」岡田将生(奥原咲太郎)【「なつぞら」インタビュー】

エンタメOVO / 2019年6月11日 17時10分

-妹思いの咲太郎ですが、実生活でも妹がいらっしゃる岡田さんと似ているところはどこでしょうか。

 妹の存在が絶対的に一番という点は同じです。最近は、役が自分に近づいているのか、僕が役に近づいているのか分かりませんが、広瀬さんと話していると自然とお兄ちゃんっぽくなっていたり、現場の空き時間も、「大丈夫かな?」「疲れていないかな?」と兄目線になったりすることがあります(笑)。

-性格面で共通するところはありますか。

 家族に対する気持ちは共感できるし、誰かが困っていたら助けたいという熱い部分は僕にもあります。ただ、僕ははっきりと自分の意見を言えるタイプではないので、咲太郎みたいにストレートに気持ちを伝えることは大切だな…と強く感じます。

-咲太郎に影響されて岡田さんの中で変化したこともあるのでしょうか。

 咲太郎は、他人のために生きている人ですよね。僕もそうでありたいけど、やっぱり自分中心になりがちなので、少しでも理想に近づくために、相手の気持ちや動きやすさを考えて演じるようになりました。それは今までにない体験なので、すごく面白いです。

-役の見どころとしては、やはり歌とタップも外せないですね。

 そうですね。今回のキャラクターを表現するパーツとしては面白いので、時間がある限り練習しましたが、もともと歌もダンスも不得意で、心の中では「嫌だ!」と叫んでいたぐらいなので、温かい目で見てください(笑)。でも、実際にやってみると意外に楽しくて、タップの動きと音がハマると爽快だし、このリズムで生きている人なんだと、役を深く知ることもできました。

-いつの間にか人の心をつかんでいる“人たらし”の一面を持つ咲太郎ですが、一歩間違えると“女たらし”として女性視聴者の反感を買いそうですが、演じる上で何か工夫されていますか。

 視聴者に不快感を与えないように、人として愛されるキャラクターにしたいので、そこはバランスよくやりたいですし、今のところはできていると思います!女性に対して駄目な部分を、なつが突っ込む構図も面白いので、人たらしの一面は楽しみながら演じたいです。ちょっと抜けた役は過去に演じたこともあるので、今まで培ってきたものを出し切って、突っ走ります!

-ちなみに、その咲太郎となつは、『男はつらいよ』の兄妹、寅さんとさくらをイメージしているみたいですね。

 そうなんですよ…。最初にそれを言われたときは、難しい注文だなと思いました。プレッシャーです。でも、それに応えられるように頑張っています。

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