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「何か人の心を動かせるきっかけになったらいいなと祈っております」 小芝風花『レディ加賀』【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年2月6日 8時0分

 足元だけはプロの方にではなく、全部自分で踊っています。ほかの皆さんも自分で踊っています。タップに挑戦するのは初めてだったので、めちゃくちゃ練習をしました。他の作品が入るとレッスンに行けなかったりしたので、レッスンで習ったことは次のレッスンまでには絶対にクリアするということを自分の課題にして、毎日家で練習をしていました。

-以前、「妖怪シェアハウス」の時に、「コメディエンヌと言われるのは、すごくうれしい」と聞きました。今回もちょっとコミカルな要素がありましたが、演じる上で気を付けたことはありましたか。

 私は、割と振り回される役が多いので、相手のお芝居をちゃんと受け取れるようにしています。「お芝居はキャッチボールだ」と先輩方に教えてもらってきたので、それを強く意識しています。今回は、(森崎)ウィンくんの役がかなり癖のある役だったので、ちょっと引いているというか、私の役的には、コメディーということはあまり意識しませんでした。夢に破れてふらふらしている、どこにでもいるような女の子を演じるという感じでした。

-今回はオール石川ロケだったそうですが、最近、地方を舞台にした映画が増えてきたと思います。ロケも含めて、こうした映画についてどう思いますか。

 舞台になる県が限られていると、映画の中でその県のいろんな場所に行きますよね。すると「こんなすてきな景色のところがあるんだ」と知って、そこに行きたくなるじゃないですか。今回もすごくアーティスティックな橋が出てきたりして、映画を見て、「ちょっと行ってみたいかも」と思えるのも、地方作品のいいところだと思います。それで観光客が増えて栄えたら、いいこと尽くしだなと。

-この映画には女将(おかみ)さんや、旅館業のハウツー的なところもありますが、演じながら何か感じたことはありますか。

 すごく大変な仕事ですよね。いろんなお客さんがいて、いろんなトラブルがあって、それに臨機応変に対応していくという。相当の余裕と器の大きさがないとできることではないので、女将さんになるためには、いろんな厳しい試練がいくつもあるということを、改めて感じました。

-一緒にタップを踊る松田るかさんをはじめ、仲間の人たちとの共演はいかがでしたか。

 滞在していた宿に、温泉付きの露天風呂や大浴場があったので、毎日みんなで一緒に入って、合宿みたいでした。その時間があったから、共演の女の子たちとは、すごく団結したというか、距離が縮まって、毎日話し合ったり、励まし合っていました。

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