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市村優汰、憧れは父・市村正親のような俳優 「プリンス・オブ・マーメイド」で舞台初主演に「死ぬ気で頑張る」【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年5月19日 8時0分

 人魚の王子様なので、あまり想像がつかないのですが、例えば映画に登場する王子様を見て、どう振る舞ったらいいのかなというのを学んでいるところです。これからお稽古が始まったら変わってくるかもしれませんが、ビジュアル撮影のときにスタッフの方から、(Wキャストでタリクを演じる石原)颯也くんは清楚系、僕は強さのあるタリクにしたいと聞いたので、今はそうしたイメージで役を作っていこうと思っています。ただ、僕はあまり強そうに見えないと思うので(苦笑)、顔の表現で強さを出していけたらと思います。

-エアリアルパフォーマンスやアクロバットダンスで海の世界を作り上げるというのも本作の見どころの一つです。人魚であるタリクもかなりアクロバットな動きが必要となる役柄ですが、そうした演出についての楽しみを教えてください。

 ワイヤーを使って空中に浮くシーンがあるんですが、実はオーディションでそうした動きもやったんですよ。一応、できたのですが、次の日にはめちゃくちゃ筋肉痛になってしまって。なので、きっと稽古や本番を通して筋肉がついて、千穐楽を終えたらムキムキになっているんじゃないかなと思います(笑)。

-では、Wキャストの石原さんの印象は?

 同じ事務所なので、これまでもワークショップなどでも会っていて顔見知りなのですが、今回は颯也くんとダブルキャストなのでとても安心しました。颯也くんから学ぶことも多いと思いますし、二人の個性が違うのでまた違ったタリクが見られるんじゃないかなと楽しみです。

-サラ役の天翔天音さんとは(取材当時)お話はしましたか。

 まだあいさつしただけですが、藤岡弘、さんの娘さんなんてすごいなとびっくりしました。

-それを市村さんが言いますか(笑)。

 いやいや(笑)。めちゃくちゃ緊張しますが、お稽古でご一緒するのが楽しみです。

-企画・原作・プロデュース・総合演出の多田誠さんとはどんなお話をしましたか。

 「タリク」という役名は「指針」や「道しるべ」という意味の言葉で、それはつまり「人魚の世界と人間をつないで共生するための道しるべになる」という役柄だと説明していただきました。すごく深い物語で、演出も含めてたくさんのこだわりがある作品だと思うので、僕も頑張らなければいけないと思います。

-ポップにエンターテインメントにストーリーは展開していきますが、環境問題についても考えさせられる作品ですよね。

 海にプラスチックを捨ててしまったり、僕たちの行動で環境汚染が進んでしまうので、この舞台を見て、少しでも海の状況や環境問題について考えてもらうきっかけになればいいなと思います。

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