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「私も勇気づけられたので、見る人にもそう感じていただけたらいいなと思います」『ブルー きみは大丈夫』稲垣来泉【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年6月13日 8時0分

-ビーの声を吹き替えながら、彼女のキャラクターについてはどう感じていましたか。

 ビーが関わっていく“空想の友だち”や人間がキーになって、ビーの心が少しずつ開いていくので、前半と後半とではビーの気持ちが大きく変わっていると思いました。ビーは、子どもと大人の間にいるから、子どもとして見られることも、大人として見られることもあるけれど、その変化が成長する過程では大事なことで、それを乗り越えたらさらに強くなれるので、乗り越えてほしいと思いながら声を当てていました。ビーのことが大好きになりました。

-稲垣さんには、この映画のブルーたち“空想の友だち”のような、想像上の友達はいましたか。

 小さい頃はいたと思います。アニメが大好きだったので、アニメを見ながら一緒に空想の戦隊グループを作って、エアマットの上で一緒に戦ったりしていました。

-では、“空想の友だち”のような存在には共感できたというか、よく分かるという感じでしたか。

 そうですね。でも、ここまではっきりとした感じではなくて、劇中に出てくる透明の“空想の友だち”に近かったと思います。

-映画は好きですか。どんなタイプの映画を見ますか。

 大好きです。感動系の作品も見ますし、恋愛物も見ます。この前は友達と一緒にスリリングな映画を見に行きました。アニメの劇場版もよく見ます。

-完成作を見てどんな印象でしたか。

 “空想の友だち”たちがとてもチャーミングで、表情がころころと変わるのが愛くるしくて。お話が明るい方向に向かっていくにつれて、ビーの表情もどんどん明るくなっていく様子を見て、すごく背中を押されたというか、勇気づけられたり、癒やしをもらったりしました。

-この映画の声優についてはどう思いましたか。

 話しながら座る時の声の出し方の変化に驚きました。座る時ってちょっと力むじゃないですか。その瞬間を話しながら声だけで表現されていたので、すごいなと思いました。そういう声の出し方があるのかと、とても勉強になりました。

-映画の見どころも含めて、これから映画を見る人に向けて一言お願いします。

 “空想の友だち”たちの表情が豊かで、一つ一つの表情がかわいらしいので、彼らの表情と、前半と後半のビーの気持ちの変化に注目しながら見ると、さらに楽しんでいただけるのではないかと思います。私も勇気づけられたので、見る人にもそう感じていただけたらいいなと思います。

-今回、吹き替えの仕事をやってみて、今後も吹き替えや声優をやってみたいと思いましたか。

 はい! その時はまたグレードアップした自分で声を当てられるようにしたいです。

(取材・文・写真/田中雄二)


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