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SABU監督「誰でも発信できる時代だからこそ、受け止める側にも優しさが必要」韓国初進出となったサスペンスに込めた思い『アンダー・ユア・ベッド』【インタビュー(前編)】

エンタメOVO / 2024年6月1日 9時6分


-監督の作品にはこれまでも、人と人との出会いやコミュニケーションを扱った作品が多く、その点は本作にも共通しています。

 この作品の場合、3人の物語にすることが決まってから、少しでも希望が感じられるようにと知恵を絞った結果ですが、その設定を僕なりにうまく生かすことができたといえるかもしれません。

-激しいDVや性描写を含むR-18+指定の映画でありながら、映像の美しさが印象に残るのも、本作の特徴です。

 もちろん、過激な描写はこの作品に必要な要素なので、そこはきちんと取り組みたいと思っていました。ただ、僕自身はこれまで、コメディーを多く作ってきたように、見た後に気分が沈むような映画は本来苦手です。だから、観客にもできるだけ不快な思いはさせたくなかったので、エログロな作品にならないように気を付け、イェウン役のイ・ユヌさんも、美しく撮ることを心掛けました。

-監督の優しさが表れた言葉ですが、公開を控えた今のお気持ちは?

 誰もが避けるようなテーマや描写に真面目に取り組み、世界中の評論家の方からも評価をいただくことができました。この映画を今の時代に公開できることがとても光栄で、うれしく思います。

(後編に続く)

(取材・文・写真/井上健一)


『アンダー・ユア・ベッド』5月31日(金)全国ロードショー

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