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木梨憲武、人生を楽しむコツは「何にでも“楽しい”って言うこと」 さまざまなジャンルのプロたちとアート作品を生み出すイベントを開催【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年7月2日 16時25分

木梨憲武 (ヘアメーク:北一騎(Permanent)/スタイリスト:大久保篤志) (C)エンタメOVO

 タレント、画家、音楽アーティスト、俳優など幅広い分野で活躍する木梨憲武が、7月14日・15日に、WOWOWオンデマンドで配信中の番組「木に梨はなる ~みんなのアート~」のイベント「木に梨はなる 真夏の大収穫祭 2024 ~みんなのアートミュージック~」を開催する。今回のイベントでは、DA PUMPのISSA&KIMI、荻野目洋子、松崎しげる、宇崎竜童、長州力、大久保嘉人ら豪華ゲストともにパフォーマンスを行い、アート作品をクリエートしていく。木梨にアート作品を作り出していく原動力やイベントへの思いなどを聞いた。

-木梨さんが最初にアートというものに触れたのはいつ頃のことですか。

 アートではないですが、小学生のときに教科書やノートに漫画を描いていたのが最初かなと思います。「先生の似顔絵を描いてみよう」とか「色をつけてみよう」とか、自分で工夫をしてあれこれ描いてました。それと、親戚にめちゃくちゃ絵がうまい兄貴がいたんですよ。僕はその兄貴の子分だったので、兄貴から「日本で一番悪そうなやつを描け」とかお題をもらって、描いて遊んでいたこともありました。その頃から「絵を描くことが面白い」と意識していたというわけではなくて、本当にただの暇つぶし。ただ、その兄貴は後々、警察官になって犯人のモンタージュを描いていたので、そうした兄貴がいたから刺激を受けていたのかもしれません。

-木梨さんにとって、アートとはどういった存在ですか。

 自分からスタートしたものができあがったときの喜びは格別なものがあるなと思います。「こんなになるんだ」「額装したら倍良くなるじゃん」って、自分で自分の作品を見ながら大興奮できるんですよ。そうしてできあがった作品をどう感じるのかは、見てくださった方が決めればいいと思いますが、「これが好き」と言ってくれる人がいればうれしいですね。

-アート作品のクリエーションもそうですが、木梨さんが何かをするときは「楽しい」という感情を優先されているのを感じます。そうして人生を楽しむための秘訣(ひけつ)を教えてください。

 何にでも「楽しい」って言うことです。小難しく考えてたら、ろくなことにならない。暗い顔になりそうだったら、外に出て、陽の光を浴びればいいんです。何でも楽しむ。だから、僕はライブもアートも音楽もドラマも、何でも楽しいです。この間は、連ドラにも出させてもらいましたが、現場は毎日、最高に楽しかったですよ。本番前に照明さんとカメラさんが位置を決めるためにもめてたら、「どうした、どうした?」って入っていくんですよ(笑)。「よし、じゃあ問題を今、なくしちゃおう。照明を先に決めちゃおう」って。何か問題がありそうだったら、すぐに入っていっちゃう(笑)。一つのものを作るのは団体戦。そうやって人と人が交わって作っていくのは面白いじゃないですか。あとは、知らない人同士を混ぜちゃうのも好き。今回のイベントもそうですが、アートをやっている人、音楽をやっている人、スポーツをやっている人を混ぜて作品を作ってしまう。それは悪ふさげと紙一重かもしれないけれども、僕にとってはアートです。お客さんも一緒になって楽しんでもらって、アートを作れればいいなと思います。

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