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上田竜也、“父親”佐々木蔵之介と対立する息子役に挑戦!「僕も反抗期があったので想像はできます」【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年8月1日 8時0分

 想像はできますね。この物語の時代の対立は殺し合いだったりするので、反発の程度は違いますが、僕も両親への反抗期はありましたし。僕と父親は小学生の頃からよく腕相撲をやっていて、僕がずっと負けていたのですが、ある日、父親に楽勝で勝てたことがあって。僕の場合は、その日から僕と父親の関係性がガラッと変わった気がします。


-今回の役も含めて、年齢を重ねるごとに芝居への向き合い方は、自分の中で変わってきたなと思いますか。

 年齢というよりは舞台を重ねるたびに演出家の方々が角度の違う見方をされるので、台本の読み込み方や役柄のバックボーンについては、20代の頃と比べたら突き詰めていくようになったと思います。舞台に挑戦するうえで、演出家の方がおっしゃっていることを理解するのが1番難しいと感じていて、自分がこうかなと解釈していることと全く違っていたりするので、そこが舞台の難しさでもあり、面白さでもあるなと思います。

-本作は、皇帝フェデリコが話し合いや文通で無血開城で戦争を停戦させるストーリーですが、もし上田さんが国王だったら話し合いで解決しますか? 武闘派か知性派か、どちらのタイプの国王になりそうでしょうか。

 それは時代や年齢にもよるのかなと思います。僕がまだ20代や30代だったら「全滅させろ」と言うかもしれないですし、今の時代なら無血開城で戦争を終わらせるかもしれません。僕は基本的に生きていくうえで「目には目を」「歯には歯を」タイプというのを10代の頃からずっと言っているので、自分が国王だったら「攻めて来るのなら全滅させろ」、「和解しませんか? と来るのなら、それはそれで応じろ」と言うのかなと思います。

上田さんは本作の公式サイトで「また新しい世界へファンの方を連れていけると思うので、楽しみに震えて待っていてください」とコメントされていました。ファン思いの上田さんですが、上田さんにとってファンはどんな存在ですか。

 第1に考えなくてはいけない存在です。自分が仕事をしていくうえで、どうすればファンの方たちにワクワクしてもらえるか、楽しく応援してもらえるのかというのを第1優先で考えているので。今度こういうことがあります、こういうことが決まりましたと報告して、ファンの方がうれしい悲鳴を上げてくれたり、ファンの方を充実させるのがすごく好きですし、ファンの皆さんにとって僕が生きる充実感になってくれることが1番うれしいです。

(取材・文・写真/小宮山あきの)

 舞台は8月6日~9月1日 東京・PARCO劇場、9月7日・8日 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールほか、大阪・福岡で上演。


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