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上田竜也、佐々木蔵之介に「餌付けされました」 佐々木「KAT-TUN上田はやんちゃなイメージがあった」

エンタメOVO / 2024年8月6日 4時0分

「破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~」プレスコール(C)エンタメOVO

 PARCO PRODUCE 2024「破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~」初日前会見及びプレスコールが5日、東京都内で行われ、出演者の佐々木蔵之介、上田竜也、那須凜、栗原英雄、六角精児、作者の阿部修英氏、演出の東憲司氏が登場した。

 本作は、キリスト教に支配されていた中世ヨーロッパで、当時の最高権力者のローマ教皇から最大の罪である「破門」を三度言い渡されながら、たった1人で時代の門を破り、次の時代をこじ開けた皇帝フェデリコ(佐々木)の物語。

 主演の佐々木は、「800年前の中世ヨーロッパを再現して届けます。その時代に生きた命を落として使命を果たそうとした人、正義を貫こうとした人、夢を実現させようとした人の感情が渦巻いています。大きな広い希望の翼に乗って、この劇場を後に帰っていただけるようすてきな芝居をお送りします」とアピール。

 フェデリコと対峙(たいじ)する息子・ハインリヒを演じる上田は、「早く明日にならないかなとワクワクしています。7月から1カ月みっちりと稽古をやって来たので、お客さんの前で感情を爆発させて、素晴らしいものを届けたいです。僕たちは全力で頑張るので、皆さんも楽しみにしていてください」と観客にメッセージを送った。


 本作が初共演となる佐々木と上田。稽古期間を通じて感じた上田の印象を聞かれた佐々木は、「KAT-TUN上田はちょっとやんちゃなイメージがあったのですが、稽古場ですごく真面目に人のいうことを聞くんです。もうちょっときかん坊なのかなと思ったら、せりふも全部その通りにやるので真面目にやるなあという印象があります」とコメント。

 対する上田は、佐々木について「すごい芝居力で、迫力もありますし、改めて蔵之介さんの存在感に圧倒されました。良かったシーンは『このシーン、すごくいいよ』と言ってくれますし、『もっとこういう気持ちでやってもいいんじゃない』というところも遠慮なく言ってくださるので、信頼してついて行っています」と笑顔で話した。

 “確執がある父子”という役どころの2人。「稽古中に“あえて仲良くしない”役作りはあった?」との問いに、上田が「自分は最初はそうなるかなと思ったのですが、蔵之介さんが差し入れをいっぱいくれるので餌付けされました」と話すと、佐々木も「差し入れは大事です。毎日差し入れ…賄賂をどうしたらいいのかということに頭を悩ませました」と返して会場の笑いを誘った。

 舞台は6日から9月1日まで東京・PARCO劇場ほか愛知・大阪・福岡で上演。


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