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小雪「子どもの受験には全く興味がない」 3児の子育てのこだわりを語る【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年8月15日 10時0分

 私は個人的には、そういうタイプの人間ではないので、感覚的には、そういう人たちもいるのねという感じで蚊帳の外の存在です。あまり他人評価の中で生きていくタイプではないですし、自分の子どもにどこの立ち位置にいてほしい、どうあってほしいという思いが強くない方なので、気持ちは理解できますが自分はやっていないです。一方で、九条の冷静さも一理分かります。誰しも自分が得られなかった成功を子どもで成し得ようとする親の性(さが)みたいなもの、自分ができなかったことを子どもにやってほしいとか、夢をはせたい親の気持ちもあるのかなと。子どもにとっていいかどうか、自分がしたいかどうかは別として、そういう気持ちは分かるなと思います。

―劇中では子育てで成功するために“子どもの受験”で頂点を目指す女性たちの姿が描かれますが、小雪さんが考える“子育ての頂点”とはどんなことだと思いますか。

 それを知っている人がいたら教えてほしいです(笑)。子どもも100人いれば100人が違う子ですし、そういういろんな人がいて社会が成り立っているので。うちの子たちはあまり勉強が好きではないのですが、その中でも何の勉強だったら好きなのかな、本人たちが何をやりたいのかなというのは悩みながら模索中なので、私も今子育てされている皆さんと一緒です。自分が子どもの頃は英語や体育、音楽などの科目が好きだったのですが、それをわが子が受け継いでいるのかもまだ分からないですし、10歳前後で全てを決めるのは違うかなと思うので、いろんな経験をさせた上で、子どもは子どものタイミングでやりたいことが1つでも見つかれば、それを信じて伸ばしてあげたいなと思います。どんなことも続けてくれれば身になると思いますし、子どもを“信じて”というのがポイントだと思います。

―子育てをする上で大事にしていることやモットーはありますか。

 私の信念は“体を健康にしてあげること”です。教育よりも食育で、体が健康であれば何でもできますよね。勉強ができても体が弱ければ続けられないですし、そのために私は食育に力を入れています。なるべく手作りの物を食べさせる。たとえ品数が少なくても、自分のエネルギーで作った物を子どもに食べさせることをモットーにしています。今日も朝8時に家を出る前に、3人の子どもたちのお弁当を作って来ました。ご飯はかまどで炊いて、パンを食べたい子にはパンを焼いてあげて。

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