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「光る君へ」でも注目の瀧内公美、舞台は「毎日違うというところが面白い」 「夫婦パラダイス」で尾上松也とカップルに【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年8月20日 8時0分

-これからの稽古に向けて、楽しみにしていることは?

 共演者の方々が皆さん芸達者ですので、一緒にお芝居ができるのが何よりも楽しみです。

-柳吉を演じる松也さんの印象は?

 昨年、(松也が石川五ェ門を演じた)新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」と今年の新春浅草歌舞伎を拝見させていただいたのですが、その中で水の仕掛けがあるシーンがありまして、八百屋舞台を駆け上がっていく姿を拝見して、おののきました。身体能力がすばらしいですよね。それに、声にすごく厚みがあって、花も実もあるすごい役者さんだなと、私が言うのもおこがましい話ですが思いました。歌舞伎はもちろん、現代劇まで幅広く演じられる方という印象があります。今回は、お相手役を務めさせていただくので、とにかく必死についていこうと思っています。

-ところで、瀧内さんは映像作品でもご活躍されていますが、映像、舞台それぞれのお芝居の面白さはどんなところにあると思いますか。

 やっぱり(舞台は)生ものなので、毎日違うというところが面白いです。お客さまも毎日違うので、その日によって反応も違いますし、反応していただけることで私たちの気付きにもなります。毎日、お勉強をしている気持ちです。そして、映像では、普通に会話している声でも伝わりますが、舞台ではこの大きさの声では絶対に伝わらないです。なので、声や体の使い方も変わります。そういう意味でも、全身を見られているという意識を持って演じなければいけないと思います。

 映像は、私たちのお芝居に監督の視点が入って、どこを見せていくのかを編集作業で決めていきます。一方で、舞台ではどこを見るのか、どこにフォーカスを当てるのかはお客さまの自由。それもまた違いだと感じています。

-本番前のルーティンなど、舞台に出演されるときに意識していることはありますか。

 劇場に入る前には必ず、運動をしています。劇場でも声を出したり、瞑想(めいそう)のようなことをしていますね。そうすることで集中できますし、役や世界に入っていくことができるんです。それから、あとは好きなものを好きなだけ食べる。体はなるべく冷やさないですかね。

-それは舞台のときだけで、映像の撮影ではやらないんですか。

 映像のときはやらないです。映像の撮影現場には、私はあまりカチカチに決めないでいくようにしています。フワッと入っていくというイメージです。現場によってスタッフさんも変わっていくので、まずは、その現場の空気感に体をなじませるというのが、私のやり方です。撮影1日目は、ただ歩くだけというような、軽いシーンを撮ることが多いんですよ。なので、そこからだんだんと作り上げていって、最終的には無理なくそこにいられる状態にします。舞台は、本番までに作り上げたものがありますし、最初から最後まで必ず毎日演じなければいけないので、体は作っておくためにもルーティンが必要です。

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