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鈴木伸之「何かを諦めてしまった人や挫折した人に響く作品にしたい」 戦力外通告を受けた元プロ野球選手役【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年9月13日 5時0分

鈴木さん自身も野球少年だったということですが、野球に対しての特別な思いや、撮影で中日ドラゴンズのユニフォームを着たり、バンテリンドームに立つことに対しての期待はありますか。

 僕はケガをして野球を辞めてしまったのですが、小さい頃の夢はプロ野球選手でしたし、真剣にやっていたからこそ、辞めてしまった野球に、また違う機会で触れていくのが申し訳ないような気持ちが最初はあったんです。ですが、プロ野球の中日ドラゴンズのユニフォームを着させてもらったり、やっていくうちに楽しくなっていって。今ではドラゴンズの試合を毎試合チェックしたり、バットも最初は振りたいと思っていなかったのですが、ホームランバッターという設定なので、どうやったら打てるんだろうと研究したり、スイングの練習をしたり。これからバンテリンドームに立たせてもらうシーンの撮影をするのですごく楽しみです。1回でもいいので練習でホームランを打てたらいいなと思います。

鈴木さん自身はどんな野球選手だったのでしょうか。

 僕はバッティングが得意だったので、ホームランバッターとまでは言えませんが、4番5番で試合に出してもらって、時々ホームランを打つようなバッターでした。ですが、高校や大学、プロ野球の世界となると全く違うので、そういう野球界の人たちにも認めてもらえる作品になるように真剣に取り組んで、今できることを一生懸命やっています。

大翔は“自分ではまだできる”と思っている中で戦力外通告を受けてしまいますが、鈴木さんご自身は今までに人生の大ピンチはありましたか。

 僕はもともと歌のオーディションを受けたことが芸能界に入らせてもらったきっかけだったのですが、歌のオーディションは落ちたので、それが挫折だったのかなと思います。当時17歳で自分がこれから初めて将来の輪郭が見えるようなものに出合ったのに、それがかなわなかった瞬間があったので、そういうところはすごく今回のキャラクターに似ているのかなと思います。

鈴木さんがピンチを乗り越える方法や秘訣(ひけつ)はありますか。

 何よりも「好き」という気持ちがいろんなことを後押しすると思います。練習したり、データを調べたり、自分の好きなものに特化する。僕もまだ分かりませんが、好きに勝るものはないと思うので、自分がやりたいことやなりたいものがあったら、例えピンチが起きても、とにかくそのことについてだけを、ずっと考えることが乗り越える秘訣なのかなと思います。

-最後に本作の見どころを教えてください。

 僕が演じる大翔も含めて人生がうまくいかない人にフォーカスしている作品です。何かをあきらめてしまった人や挫折した人はもちろん、プロ野球選手やスポーツ選手に見てもらっても響く作品にしたいと思っています。土曜日の夜に気楽に見ていただけたらうれしいです。

(取材・文/小宮山あきの)


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