橋本環奈「自分の好きなことを貫く“ギャル魂”が大切」連続テレビ小説「おむすび」いよいよスタート!【インタビュー】
エンタメOVO / 2024年9月28日 7時0分
-実際にギャルメイクをしてみた感想は?
チョコレートのような色のファンデーションを塗ったり、派手なつけまつげをしたり、キラキラなラメをつけたり、ギャルメイクは、別人になったようで楽しかったです。慣れないので時間はかかりましたが、みりちゃむ(“ルーリー”こと真島瑠梨役)が、いろいろアドバイスしてくれたので助かりました。だから「やっぱり、本物のギャルがいると違うね!」とみんなで話していました(笑)。
-橋本さんのギャル姿の写真も公開されていますが、確かに別人のようです。
台本を読んだとき、ギャルメイクをした結がわからなくなったお父さんが「どれが結なんだ?」と言うシーンがあり、「さすがに気付かないことはないよね?」とみんなで話していたんです。でも、ちょうど撮影を見学に来ていた私の母が、父に写真を送ったら、「これ誰ね?」と言っていたらしく、「リアルなんだ!?」と驚きました(笑)。
-物語の舞台は、橋本さんの故郷・福岡ですね。
福岡は私が高校卒業まで住んでいた大好きな街で、なじみのある繁華街の天神などがロケ地だったので、すごく懐かしかったです。福岡の皆さんが本当に温かく迎えて下さいましたし、“ハギャレン(歩が結成した博多ギャル連合)”のみんなと食事に行ったのも楽しくて。お芝居も、博多弁になじみのない方にも伝わるように、聞きやすさに気を付けつつ、博多弁のリアリティーを追求しながら、楽しんで演じています。
-福岡・糸島で結とギャル仲間たちが音楽フェスを開催するシーンもあるとか。
エキストラとして参加してくださった糸島の皆さんが、フェスのシーンを盛り上げてくださいました。おかげで、皆さんの前でパラパラを踊るシーンでは最初、多少戸惑いもしましたが、最後はみんなノリノリで踊れました。学生の方々が早朝から撮影に協力してくださるなど、皆さんの温かさを感じ、本当にありがたかったです。
-今回は、まもなく発生から30年を迎える1995年の阪神・淡路大震災を正面から描くことも話題ですが、その点についてはどのように向き合いましたか。
私自身、大きな震災を経験したことがないので、震災に関する部分については、丁寧に演じなければ、と監督やスタッフの皆さんと話し合い、色々な資料を拝見したり、当時、現地で取材された記者の方のお話を伺ったりしました。ただ、実際に演じる上では難しさも感じています。
-というと?
劇中に「何となくみんなが悲しそうにしていた」「うちは覚えてないんだよね」というせりふもあるように、震災当時、結は6歳です。6歳の女の子が、どれくらい当時のことを覚えているのか、難しいところがあって。実際に6歳で震災を経験した方のお話を伺ってみると、うっすら覚えているくらいだったり、「避難所で友だちと一緒に生活するのが新鮮で、最初は楽しいと思った」ということもあったりすることがわかってきました。でも同時に、当時の惨状や家が崩れた風景は忘れられず、記憶に残っている部分もあるらしくて。
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