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「光る君へ」第四十一回「揺らぎ」絶大な力を得た道長の歩みを正すまひろの存在【大河ドラマコラム】

エンタメOVO / 2024年11月2日 9時31分

 またこの回まひろは、「この先も、父上の意のままになりとうはない」と、道長との関係に悩む彰子に、「ならば、仲間をお持ちになったらいかがでございましょう」とアドバイス。これを受けて彰子は頼通や藤原頼宗(上村海成)ら弟たちを呼び集め、「父上をおいさめできるのは、われらしかおらぬとも思う。父上のより良き政のためにも、われらが手を携えてゆくことが大切だ」と語り、結束を図る。これが、かつての兼家と詮子のような親子の全面対決の回避につながるようにも思える。

 こうして振り返ってみると、道長にとってのまひろの重要性が、改めて見えてくる気がする。この回、敦康親王が御簾を超えて彰子と対面したことを知り、「敦康さまが、二度と内裏に上がれぬようにいたせ」と命じたところ、信頼を寄せる藤原行成(渡辺大知)から「左大臣様は敦康さまから多くのことを奪い過ぎでございます」と諫言を受けるほど道長は増長していた。その道長がこの後、どんな道を歩み、そこにまひろがどのような影響を及ぼし、「約束」を果たしていくのか。これからも注視していきたい。

(井上健一)


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