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史上最年少!司法試験に合格 架空の設定ではないリアルな高校2年生がドラマ「モンスター」のプロデューサーと対談 ドラマ現場見学も

エンタメOVO / 2024年11月17日 17時0分

 日本のコンテンツ産業にとって大きな飛躍のチャンスでもあると思うんですけど、逆に言えば、著作権とか法的な整備が整わず、そのチャンスや成長が阻まれてしまうこともまた同様にあると思います。だからこそ法律の知識や法整備がめちゃくちゃ大事だと感じていて、日本企業や日本のコンテンツビジネスに携わるクリエーターたちを法的にサポートしたりとか、法整備に携わったり、日本のコンテンツビジネスが世界で活躍するための助けになれればというか、陰ながらサポートしたいなって思っています。

 司法試験の選択科目で僕は知的財産法という、著作権や特許などが含まれる分野を選択したのですが、それらの法律を学ぶことで、将来やりたいことを考えるきっかけになりました。

加藤P ちょうどドラマ「モンスター」の2話で、AIが作成した歌詞は著作権侵害といえるのか?というテーマを扱いました。まだ基準や法整備が整っていないグレーな分野ですもんね。

早川 そうですよね。今は過渡期なので、これから日本のコンテンツがどうなるか、すごく重要な場面だと思います。技術の発展に法整備のスピードが追い付くことは簡単ではありません。司法試験に早く合格できたことで、これからの時間を別のことに割けますし、たくさんのことが学べる猶予があるので、この時間を生かして知識を深めたいなと思っています。


Q:ドラマ「モンスター」については、ご存じでしたか?

早川 はい。もちろん知っていました。この取材のお話しをいただく前から、母が「面白いドラマあるよ」と教えてくれて、初回放送から最新話まで全部見ていました。そのあと、このお話をいただいたので、びっくりしました(笑)。楽しく拝見しています。

加藤P ありがとうございます。早川さんから見て、いかがですか? 直接感想を聞けることはなかなかないので…

早川 やっぱり趣里さん演じる神波先生のキャラクターが魅力的だなと思います。裁判だけではなくて、そこに潜んでいる問題や、まだ起こっていないことなど、すごく広い視野で物事を見ている感じがして、神波先生のミステリアスな視線は、はるか先のことを捉えているんだろうなと。それがすごくかっこいいです。

加藤P ありがとうございます。ドラマの核となる部分をちゃんと見抜いてくださっていてありがたいです。流し見ではなく、しっかり見ていただいているんだなというのがわかるというか。亮子は、普通の人が見ていない、見えていないものを見ている、深さのあるキャラクターというのが、伝わっているというのは、すごくうれしいです。そこは1つ意識して作っています(笑)。今日お話を聞いて、早川さんは、高校生で司法試験に合格したという共通点意外にも、亮子に似ているなと感じました。法律にのめり込んでいくところはもちろんですが、亮子は自分の興味があることに対して、ずっとまい進していく人なので。そういった部分が似ているなというか、亮子ってもしかしたら、こうやって育ってきたのかなと(笑)。

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