1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

生駒里奈が語る俳優業への思い 「自分ではない瞬間が多ければ多いほど自分の人生が楽しい」【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年11月20日 8時0分

-今回はクリスマスのお話ということですが、ストーリーの魅力について教えてください。

 子どもの頃は、クリスマスは特別なもので、めちゃくちゃ楽しみにしていた日だったと思います。「サンタさんも来てくれるし、おじいちゃんとおばあちゃんからもクリスマスプレゼントがもらえるし、最高!」って(笑)。大人になるとプレゼントを渡す側になるのであまり特別感がなくなってしまうかもしれませんが、この作品では子どもだった頃の特別なワクワク感を感じていただけたらうれしいです。きっとお客さんはクリスの目線で物語をご覧になると思うので、そうしたことも意識して作っていきたいと思っています。

-生駒さんにとって、クリスマスといえばどんな印象がありますか。

 クリスマスかぁ…もう別に(笑)。デビューしてからはクリスマスプレゼントももらっていないですし。私は物欲があまりないので、誰かからプレゼントをもらいたくないんですよ。物に責任を持つのが嫌なので、人にプレゼント渡すときも消え物しか渡さない。その人が好きな食べ物や入浴剤などの使い捨てられる物しか渡したくないんです。同じように自分も形に残るものはもらいたくなくて。子どもの頃は自分では買えないので、サンタさんや親からプレゼントをもらえるクリスマスが楽しみだった気持ちはありますが、大人になってからは欲しいものは自分で買えるようになったので、ああ、大人になってしまったんだなと。クリスマスのイルミネーションを見て、楽しそうだなというくらいですね(笑)。

-なるほど。では、公演が12月ということで、2024年の振り返りをお願いします。

 今年は自分で掲げた目標に対しての成果も感じることができたので、充実した1年でした。これまではどこかで「やらされている」という感覚があって、自分の意志でできたことが少なかったように思いますが、今年は全て自分で決めることができました。自分が思い描いていた理想像と自分が重なることができて、手応えを感じられた良い1年だったなと思います。

-この1年で特に印象に残った出来事は?

 朗読劇「青野くんに触りたいから死にたい」で、自分が目標にしていた自分になれたことです。芝居がうまくなっているという自信がついたので印象に残っていますし、またご一緒したいと思う演出家の方や大事な俳優仲間に出会えたことは財産になりました。

2025年の目標を教えてください。

 20代最後の年になりますが…特に20代に特別なこだわりもなく、早く30歳になりたいですが、来年1年過ごすしかないので(笑)。お芝居の縁をいっぱい広げていきたいなと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください