「無能の鷹」“鷹野”菜々緒と“鶸田”塩野瑛久が転職。そしてまさかの結末。 「すぐさまシーズン2やってくれていいんですよ」

無能の鷹（C）テレビ朝日

　菜々緒が主演するドラマ「無能の鷹」（テレビ朝日系）の最終話が、29日に放送された。（※以下、ネタバレあり）

　本作は、有能そうに見えて実は社内ニートの鷹野ツメ子（菜々緒）が、無能そうに見えて気弱だがしっかり仕事をこなす同期の鶸田道人（ひわだ・塩野瑛久）とタッグを組んで次々と奇跡を起こす脱力系お仕事コメディー。脚本はNHK連続テレビ小説「おむすび」をなどを手がける根本ノンジ氏が担当。

　ある日、鷹野と鶸田は、取引企業との打ち合わせ場所がわからず迷子になっていた。そして鷹野は、まったく関係のない企業の会議室に入室してしまい、集まっていたロボット工学の研究者らに究極のロボットのプレゼンをしてしまう…。　

　一方、TALONの営業部では部長の朱雀（高橋克実）から、衝撃の事実が告げられる。開発部以外が事業縮小で、なんと営業部は数か月後に閉鎖となり全員解雇となるはめに。

　鳩山（井浦新）、雉谷（工藤阿須加）、鵜飼（さとうほなみ）ほか営業部の面々は突然転職活動に追われる。せっかく会社に慣れてきたところなのに…と落ち込む鶸田をよそに、鷹野は相変わらず能天気…。

　一カ月後、TALON営業部に謎の巨大ロボットが現れる。それは、鷹野の発案によって研究者が作り上げた鷹ロボで、コンセプトは、高性能に見えて、何の役にも立たない、無能ロボだった。しかし、それがまさかの世界的な大ヒット商品になってしまい…。

　そんな中、鷹野にヘッドハンティングの話が浮上する。なんと、行く先はアメリカで、それを知った鶸田は鷹野のアメリカ行きの話が受け入れられず、複雑な感情が湧いていた。そして、鶸田は転職活動を行うが、なかなか転職が決まらず…。　

　放送終了後、SNS上には、「鷹野が鶸田の再就職先に居たところ、鶸田のそばに鷹野が再び存在することがクライマックスでカタルシスになってるように思わせちゃう力技。いや、すごい」「鷹野が居なくなって寂しくなってる鶸田と、ドラマ終わってほしくない自分の気持ちがリンクして号泣した」「金曜の夜のこの時間に無能の鷹が放送されることで救われる命がある、全然すぐさまシーズン2やってくれていいんですよ」などのコメントが投稿された。

　このほか、「相変わらず鷹野のご飯の世話までしてる鳩山さん泣ける、『ほら鷹野、お食べ』って言う鳩山ボイスが聞こえてきそう」「無能の鷹2、3、4 と続けてやってください。MOVIEシリーズもやってほしい」「（菜々緒の）スケッチャーズのCM、普通なのに笑える」といったコメントも投稿された。