有澤樟太郎「第2章が始まった」 “ジョジョ”を経て挑む“ヒーロー” ミュージカル「ヒーロー」【インタビュー】
エンタメOVO / 2025年2月5日 16時0分
お人柄も好きですし、歩き方も好き。大好きな演出家さんです。これまでの一豪さんの現場は、どの現場も明るくて楽しい現場でした。「グリース」の通し稽古では、オーバーチュアをバンドが演奏しているときに急に踊り出したりするんですよ。演出助手の方と一緒になって楽しんでいらっしゃって、そうしたお二人の関係性にもすごく癒やされます。
-上田さんの演出はどのように感じていますか。
ミュージカルなので、どうしても段取りがたくさんあるのですが、それを細かく計算されていらっしゃるのだなと毎回、感じます。「のだめカンタービレ」では、盆が回るシーンで、「ここでこの歌を歌って、ここでこういう曲が流れて、このタイミングでせりふを話す」というように、一豪さんの中にはきちんと絵が見えているようでした。先日、「9 to 5」という一豪さんが演出をされたミュージカルを観劇させていただいたのですが、それも転換がすごく楽しくて。次は、いつ転換だろうと転換を楽しみにしてしまうくらいすばらしい作品でした。
-ところで、2024年は「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」から始まり、さまざまな転機があった1年だったのではないかなと思います。改めて振り返ってみていかがでしたか。
本当に転機だったと思います。ちょうど2023年末に“ジョジョ”の稽古をしていました。そこからスタートして、ミュージカル『刀剣乱舞』和泉守兼定 堀川国広 山姥切国広 参騎出陣~八百八町膝栗毛に出演して、朗読劇、ドラマと続いて今に至ります。自分の環境も変わりましたし、変化の1年だったなと思います。特に“ジョジョ”は改めて自分を見つめ直すきっかけにもなった作品で、「第2章が始まった」と強く感じました。稽古も含めて、さまざまな景色を見て、さまざまな思いを経験して、たくさんの人と出会い、発見だらけでした。本当にすばらしい作品に出合えたと感じています。当時はそうしたことを考える暇もなかったですが、今、改めて振り返ってみると、自分にとって必要不可欠な作品で、必要不可欠な時間だったと思います。一生の仲間にも出会えました。きっとこの先もずっとその絆は続いていくんだと思います。
-座長としての心持ちや在り方も意識されるようになりましたか。
“ジョジョ”のときは、カーテンコールで皆さんの前で代表してあいさつをしたり、楽屋が少し大きかったりというところで主演であることを感じていましたし、作品を背負う責任感は痛感していましたが、考える余裕はなかったです。今回も座長を務めさせていただきますが、きっと気付けることが多いと思うので、稽古場から学んでいきたいと思います。
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