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山口乃々華、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース音楽劇「愛と正義」 壮大なヒーローの世界で描かれる夫婦関係も魅力【インタビュー】

エンタメOVO / 2025年2月8日 8時0分

山口乃々華(C)エンタメOVO

 ダンス&ボーカルグループE-girlsとしての活動から、本格的に女優業へと進出し、数々のミュージカルや舞台に出演している山口乃々華。その山口が、2月21日から上演されるKAAT 神奈川芸術劇場プロデュース 音楽劇「愛と正義」に出演する。“愛と正義”をテーマに、人を助けることを生業とするヒーローたちの世界を舞台とした音楽劇で、山本卓卓による書き下ろし、益山貴司による演出の三部作構想の一作品となる本作。一色洋平が演じる主人公コチの妻ソチを演じる山口に、物語や音楽劇としての魅力、演じる役への思いなどを聞いた。

-本作の第一印象を教えてください。

 とても壮大で、“愛と正義”とは何なのかと思っていたところ、台本を読むと日常的な会話がちりばめられていて、意外と身近なお話なのではないかと感じました。

-舞台オリジナル作品となりますが、その点については?

 お芝居を舞台に立ってやってみないとどう見えるか分からないというところがオリジナルの醍醐味(だいごみ)です。卓卓さんと益山さんを含めた皆さんで机を囲んで質問をしながら、全員で台本を読み解く時間を作っていただいています。そういうことからも、今回はみんなと作り上げているという感じが強くて楽しいです。

-山本さんや益山さんとは本作についてどのような話をしていますか。

 卓卓さんは、ヒーローものをすごく書きたかったとおっしゃっていて、そこから本作を書き上げるのにとても時間がかかったそうです。時間をたっぷりかけた、そんな大事な作品を一緒にやらせてもらえるということでとても光栄です。

-「ジュンスイ」と呼ばれる特殊な能力を持ったヒーローたちの物語という点ではどう感じていますか。

 私たちが生きている世界の中では特殊な能力を持ったヒーローは存在しないですけど、「愛と正義」の世界の中の現実はちょっと違うからこそ、自分の力じゃない力が働くことで物語にスピード感がありますし、壮大なものになっていると感じています。

-そんな非現実的な世界で“愛と正義”をテーマに人間模様を描いていくんですね。

 そうですね。本当に現実っぽい夫婦のすれ違いとか、夫婦あるある的なものが描かれています。私は結婚をしたことがないので分かりませんが(笑)、人間関係の中でも疑ってしまったりとか、急に信じてもらえなくなったりとか、そういう目線がとても痛いという気持ちも分かります。そういうところとヒーロー的な物語がミックスされた世界になっています。

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