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国内最大規模「バイナリー方式」 函館で新たな地熱発電所の運転始まる

テレビ北海道 / 2024年5月29日 17時26分

今月1日から函館で新たな地熱発電所の運転が始まっています。

南茅部地熱発電所を運転するのは全国で再生可能エネルギーでの発電事業を積極的に進めている東京のオリックスです。

この発電所では地下から取り出した熱水の熱で水より沸点が低い媒体を沸騰させ、その蒸気でタービンを回して発電する「バイナリー方式」という発電方法が採用されています。バイナリー方式としては国内最大規模ということです。

地熱発電としては温度が低いこの地域の180度ほどの地下水でも発電が可能になります。オリックス環境エネルギー本部長高橋専務は「(道内は)泊の原発が停止しているので需要に対して供給がぎりぎりの状態。(1日中発電可能な)地熱のような発電所を作っていくことが必要だと思う」と話していました。

発電能力を示す設備容量は6500キロワットで、地熱発電としては北電の森地熱発電所に次ぐ、道内2番目の規模です。最大で一般家庭およそ1万3640世帯分の年間消費電力を発電できるということです。

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