1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

数学の成績を「1」にするよう指示 道立高・障害のある生徒へ不適切対応問題 第三者会議が調査報告書公表

テレビ北海道 / 2024年5月31日 17時10分

札幌の道立高校の男性教諭が去年、障害のある生徒に不適切な対応をしていた問題で、経緯を調べていた道教委の第三者会議が報告書をまとめました。 

この問題をめぐっては、高校で特別支援教育を担当する男性教諭が、知的障害がある生徒についてうその病名を書いた資料を作り他の教員に配ったほか、保護者の同意を得ないまま障害の度合いを調べる心理検査を行ったことなどがわかっています。

道教委は第三者会議を設けて、一連の経緯を調べていましたが、これらの不適切行為を認定し、きょう報告書を公表しました。 

それによりますと、男性教諭が生徒の数学の成績を5段階の「1」にするよう教科担任に指示していたことが新たに分かりました。 

これを受け、きょう第三者会議が会見しました。

第三者会議・大崎康二弁護士「教諭の意見がこの学校の方針として決まる傾向も強かった。校長・教頭という管理職も必要な監督機能を発揮できていなかった。」

道教委高校教育課・髙田安利課長「ご心配・ご心労をおかけしたこと心よりお詫び申し上げます。(当該教諭の処分・異動などは)それぞれの関係課で検討していく。」

生徒の母親は、「事実が認定されたことは良かったが、行動の動機が明確にならなければ  根本的な改善につながらない」などと話しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください