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札幌中心部にワイナリー開業 ワイン醸造にAIを導入 障害者就労支援事業者が運営

テレビ北海道 / 2024年6月18日 17時12分

札幌では初めてとなる都市型ワイナリーがきょう市中心部に開業しました。人工知能の導入によって、障害者のワイン醸造への参加などを目指します。きょうオープンしたのは「リベラワインテラス」です。北大植物園に隣接し障害者の就労支援事業に取り組む「リベラ」が運営します。

平沢真理奈・リベラ社長「ブドウの栽培から醸造、販売まで(の工程)を障害者が作業に携わることのできるワイナリーです」

リベラは後志の余市町と仁木町に自社農園があり、無農薬・無肥料でブドウなどを栽培していますが、利用者が通年で働けるよう、冬の間、ワイン造りに取り組む施設の建設に乗り出しました。醸造にあたっては、質の高いワインに仕上げるとともに、障害者が作業に参加しやすいよう、人工知能を導入しました。この人工知能を活用したワイン醸造システムの開発に2年前から携わっているのが苫小牧高専名誉教授の吉村斎さんです。

吉村斎・苫小牧高専名誉教授「(熟練者と同レベルの)作業指示がAI(人工知能)から出せるようになる。支援を必要とする就労者も十分リベラでの仕事ができるようになる」

リベラワインテラスでは、8種類のワインを年間1万6千本製造する計画です。また、市民が気軽にワインとイタリア料理が楽しめるスペースも用意しました。

平沢真理奈社長「この場所で障害者が働いていてそこに(市民が)ワインや食事を楽しみに来るそれが自然に行われる場所(にしたい)」

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