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旭川中2女子凍死 いじめと自殺の因果関係認める

テレビ北海道 / 2024年7月1日 17時10分

旭川で2021年に女子中学生が凍死した問題で、市長直属の再調査委員会がいじめと自殺の因果関係を認める報告書をまとめました。

当時中学2年だった広瀬爽彩さんは、21年3月に旭川の公園で亡くなっているのが見つかり、その後いじめが認定されました。

ただ、市教育委員会の第三者委員会が最終報告書で「自殺といじめの因果関係は不明」としたことから、遺族の求めで市長直属の再調査委員会が設けられていました。きのう、再調査委員会は今津寛介市長に報告書の概要を提出しました。

いじめは、性的いじめを含む7件を新たに認定しました。再調査の結果によりますと、広瀬さんはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、いじめがトラウマとなり継続して苦しめられたと判断され、いじめと自殺の因果関係を初めて認めました。野村武司副委員長は「いじめ被害が生徒の自殺の主たる原因であった可能性は高く、いじめ被害が存在しなければ自殺は起こらなかった」としています。

中学校については、いじめを関係する生徒の問題行動としか捉えず対処を怠ったとし、市教育委員会も指導助言した形跡が認められないなどと指摘しました。先日、第三者委員会の報告書とみられる文書がネット上に流出したことを受け、今回は概要のみの報告となりました。

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