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「どうしても私は許せない」きのう提訴 知床観光船事故 乗客家族の思い

テレビ北海道 / 2024年7月4日 17時7分

知床で起きた観光船の沈没事故。運航会社らを相手取って札幌地裁に集団提訴した乗客の家族がきのう会見を開き、いまの思いを語りました。運航会社の知床遊覧船と桂田精一社長を相手取っておよそ15億円の損害賠償を求める訴えを起こしたのは乗客14人の家族ら29人です。きのうの夕方開かれた会見にはそのうち12人がオンラインで参加しました。息子を亡くした男性は訴訟に参加した思いについて次のように語りました。

34歳の息子を亡くした原告「これほどの悲惨な事件を風化させてはならない。(旅客輸送に携わる人は)自分たちの仕事が人命に直結するという意識を常に持って仕事してほしいということも訴えたい」

また、桂田社長について問われると、多くの家族が怒りをあらわにしました。

7歳の息子を亡くした原告「全く反省していないどころか本気で自分が被害者だくらいに思っている。この男が何も罰を受けないなんてありえない」

原告「事故に関してはおそらく『船長が悪い』と思っている。なので被害者家族に対して何も自分で対応する気はない、自分の責任だとは考えていない」

原告「何の謝罪もなく平然と自分と自分の家族の幸せのため仕事しているのがどうしても私は許せない」

弁護団によりますと、裁判が始まるのは早くても秋以降になる見込みだということです。

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