ラピダス環境整備に意欲 北海道経済産業局新局長就任

7月1日付で北海道経済産業局長に就任した鈴木洋一郎さんが4日に就任会見を開き、千歳のラピダス進出を受けて半導体関連の産業集積に力を入れる考えを示しました。

鈴木局長は静岡県出身の58歳です。1991年に当時の通商産業省に入り、北海道経産局の資源エネルギー環境部長や高圧ガス保安協会の理事を務めました。会見では次世代半導体の量産を目指すラピダスの工場稼働に向け、環境整備に取り組みたいと抱負を語りました。

「人材の問題だけでなく、技術面でより確立をさせていくとか関連産業の集積をサポートしたり、電力の確保など取り組んでいく課題は多いと思います」（鈴木洋一郎局長）

また、北電の泊原発の再稼働については、安全の確保が大前提とした上で、「地元の理解を得ながら着実に進めていきたい」と述べました。