道内初導入へ 美瑛町「青い池」に入場税を検討

上川の美瑛町が道内有数の観光スポット「青い池」に、入場税の導入を検討しています。美瑛町の青い池は、年間30万人以上の来場者を集めるなど、その幻想的な風景でインバウンド客にも人気の観光スポットとして知られています。町はコロナ禍以降、普通車1台500円の駐車場料金を徴収し周辺の環境整備にあててきましたが、観光客がさらに増加し費用がかさんでいることから税に詳しい専門家も交え議論を進め観光客の数に応じて課税する「法定外税・入場税」の導入に動いています。道外では、福岡の太宰府市が「歴史と文化の環境税」として駐車料金以外に乗用車1台につき100円、宮島がある広島の廿日市市が1人100円などの「訪問税」を導入しています。美瑛町では再来年2026年度の導入にむけて検討しています。