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クマを人里に寄せ付けないために 札幌で大学生らが草刈り

テレビ北海道 / 2024年7月15日 17時48分

道内各地でヒグマの目撃が相次ぐ中、クマ対策の草刈りがきょう札幌で行われました。

草刈りはクマを寄せ付けないまちづくりを目指す札幌のNPO法人が主催しました。クマは身を隠せる場所を好むため、草刈りをすると、人里への出没を防ぐ効果があるといいます。

札幌市南区の公園で行われた草刈りには、NPO法人の職員や地域住民ら約30人が参加しました。公園はクマの生息域に近い場所にあり、近くの東海大学札幌キャンパスの学生らも鎌を使って草刈りに汗を流しました。キャンパス敷地内では去年9月にクマが出没し、人的被害が生じる恐れがあるとして市が駆除しています。

参加した学生は「山が近いところに大学があるので(クマが出ないかと)いつもドキドキしながら学校まで行っている。この活動を通して(大学の)みんながクマにおびえずに学校に行けるようになれば」と話していました。人的被害が出る恐れがあるとして市が駆除しています。

主催したNPO法人「TSUNAGU」の中島明子理事長は「(公園利用者にとって)見渡しが良くなり、クマがいてもすぐに発見できる。クマにとっても居心地の悪い場所になる」と話していました。

札幌市内では、クマの出没情報がきのうまでに52件に上っています。

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